心・座っていることと 自律神経の怖い関係


2026/2/26

心・座っていることと 自律神経の怖い関係

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

心・座っていることと

自律神経の怖い関係

 
 
 
 

 
 
画像

 

 

長時間座り続けることは自律神経にとって

静かなる緊急事態を引き起こします。

 



私たちの体は動くように設計されていて、

座りっぱなしはシステムの停滞を招きます。

 



自律神経は血圧や心拍を常に

コントロールしていますが、

座っている間は下半身の大きな筋肉が

ほとんど動きません。

 



筋肉は第二の心臓とも言われますが、

それが停止します。

 



座っている状態では特にふくらはぎの

ポンプ機能が働かないため、

血液が下半身に滞ります。

 



そうすると、

体は血液を無理に循環させようとして、

自律神経の中の交感神経が

過剰に働くようになります。

 



交感神経の働きすぎになると

逆にゆるめようと今度は副交感神経が強くなって

血流が再び悪化することを繰り返して、

自律神経全体の乱高下になります。

 



また、

座っている時間が長くなると、

多くの人が猫背や巻き肩になります。

 



これが自律神経には致命的です。

 



前かがみの姿勢は自律神経のスイッチである

横隔膜の動きを抑制し呼吸は浅くなります。

 



浅い呼吸で脳は酸素が足りない!

ピンチだ!と判断して強制的に

交感神経を優位にします。

 



リラックスして座っているつもりでも、

体の中では「戦うか逃げるか」のあたかも

ストレスに対応する働きが続くことになります。

 



ところで、

動いているときは重力や地面の感触など、

膨大な情報が自律神経を通じて脳に送られます。

 



しかし、

座りっぱなしはこの入力が極端に減ります。

 



入力が減ると脳の自己調節機能が低下して、

自律神経のオン・オフの切り替えが下手になります。

 



これが「座っているだけなのに疲れる」

という現象の正体です。

 



この問題を解決するのは、

ハードな運動ではありません。

 



自律神経を整えるために

最も有効なのはこまめな中断です。

 



そこで、

30分に一度は立ちあがるようにします。

 



立ちあがるだけで重力に対する

血圧調節機能が働き、

自律神経に刺激が入ります。

 



立ちあがれないとしても

座りながら踵あげをやってもよいです。



踵あげでふくらはぎを動かせば

ポンプ機能が働きます。

 



また、

1時間に1回は意識的に吐くことを意識した

深い呼吸で横隔膜を動かして

副交感神経を呼び戻しましょう。

 



そして、

ずっと座っていると脳は今は

省エネモードでいいと勘違いして、

集中力までオフにしてしまいます。

 


私は家で作業する主な机は立ち机です。



本当は座ったり立ったりできる

昇降可能な机とも思ったのですが、

 

まずは立って作業することを

やってみようとして単なる板を

高くあげて作業できるように自作してみました。

 



そうしたら、

案外そのままの高さで立ったまま

続けることができたので

昇降機能はいらないとわかりました。

 



また、座る机で作業するとしても、

15分〜30分程度の短い締め切り時間を

設定するとよいです。

 



例えば何か資料を作成しているとして、

15分という非常に短い時間で

タイマーをかけておいて、

 

タイマーが鳴ったら有無を言わさず

中断して散歩したりお茶したりします。

 



そうすると、

なんとか15分の中断前にここまでは

やっておきたいと思ったりします。

 



さらに、

ついでながら実は中断は

頭の中の記憶にとって重要です。

 



これは心理学用語では

ツアイガルニック効果と言って、

事が終了するまではそれまでのことを

よく覚えているけれど、

終了と同時に忘れてしまう現象があるからです。

 



中断はなんとなく嫌なものですが、

実は中断の間は脳はそのことに

関してずっと考え続けていてくれます。

 



そのことで、

中断中や再開したときに

新しいアイディアが浮かんだりします。

 



変な話、

効率よく何かを行うためには、

休憩がカギを握っています。

 



長い時間作業をやっていると

集中力は落ちます。

 



そこで、

やろうとしている作業を25分程度に区切って、

その間に5分程度の息抜きを入れることを

4回ぐらい繰り返したら、

少し長めの15分〜30分程度の休憩を入れます。

 



これはポモドーロテクニックと言われ、

集中力を維持して生産性をアップさせてくれます。

 



そして、

私は車での長距離移動のときなど、

休憩で車を降りたあとは、

 

ピョンピョンと縄跳びをやるように

跳ねる運動を100回ぐらいは

やるようにしています。

 



ちなみに、

日本人の座っている時間は

世界で最長となっていて

1日に7時間だそうです。

 



怖い話ですが、

25歳以上で座ってテレビやビデオを見ると

1時間あたり寿命が

21.8分ぐらい短くなっています。

 



こんな数字が出ると、

座ることへの罪悪感すら湧いてきませんか。

 

 

 

<参考:>

 

 




最新記事
月別
ブログトップに戻る

TOPページに戻る