薪を背負って本を読む 少年ではない… 600の村を救った 二宮金次郎が見抜いた 「貯まらない人に共通する習慣」


2026/5/1

薪を背負って本を読む 少年ではない… 600の村を救った 二宮金次郎が見抜いた 「貯まらない人に共通する習慣」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

薪を背負って本を読む

少年ではない…

600の村を救った

二宮金次郎が見抜いた

「貯まらない人に共通する習慣」 

 
 
 
 
 

がむしゃらに働くだけではお金は貯まらない

 

薪を背負いながら本を読む姿は、

いかにも金次郎の「勤労」の教えを

体現した姿であると思います。

 

しかし、

金次郎はただがむしゃらに働くことを

「勤労」とは言いませんでした。

 

働くことの中に知恵と工夫を凝らすことを

教えていました。

これもまさに現代に通じる教えであると思います。

 

 

服部家では金次郎はどうすれば効率よく

薪を使えるかを教えました。

 

鍋の焦げをなくし、

熱伝統をよくする工夫もその一つです。

 

また、

お金に困っている女中には、

節約した分の薪を買い取ってあげるという

工夫も「勤労」の質を高める知恵だと言えるでしょう。

 

 

私たちも家事において「どうすればもっと

効率的になるか」「どうすれば家族みんなが

快適に過ごせるか」を考え工夫することができれば、

 

お金も節約でき時間と

幸福感を生み出すことができます。

 

 

例えばモノの量を減らして管理の手間を減らし、

モノの収納場所を見直して動線を短くすれば、

家事の生産性を高めることができます。

 

 

家事における無駄がなくなれば、

家事が簡単になり、時間が生まれますし、

家族や子どもたちも家事を手伝いやすくなります。

 

また、家電ができる家事は、

家電に任せれば他のことに

時間を使うことができるようになります。

 

 

二宮金次郎の「勤労」の教えは、

ただ義務として家事をするのではなく、

 

知恵と工夫を凝らして自分と家族の暮らしを

より豊かにするための創造的な活動に

変えてくれる考え方です。

 

毎日の家事を意識的に、

そして前向きに改善しながら取り組むことで、

私たちの生活はより快適で、

心豊かなものになるのではないでしょうか。

 

お金を上手に貯めるにはどうしたらいいのか。
 
節約や投資の情報はあふれているのに、
 
なぜか貯まらない人は多い。
 
 
その差は能力ではなく、
 
日々の「何気ない習慣」にあった。
 
薪を背負って本を読む少年ではなく、
 
 
600の村を立て直した二宮金次郎は、
 
その共通点を見抜いていた。
 
 
 

二宮金次郎は「超敏腕FP」だった

 

二宮金次郎と言えば皆さん

何を思い浮かべるでしょうか。

 

おそらく、

誰でも真っ先に思い出すのは、

全国の小学校に立っていた、

薪を背負って本を読んでいる少年の像でしょう。

 

でも、二宮金次郎がいったい何をした方なのかを

知っている人はあまりいないかもしれません。

 

かく言う私も、

薪を背負いながらも勉強していることが、

子どものお手本になるから小学校に

像が立っているのかなと思っていました。

 

 

 

二宮金次郎像(静岡県掛川市)
二宮金次郎像(静岡県掛川市)

 

 

ところが、そうではないのです。

二宮金次郎は江戸時代後期に600以上の

荒廃した村々を立て直し、

 

人々の生活を立て直したすごい人なのです。

 

お札の顔になった渋沢栄一をはじめ

日本経済の礎を築いた多くの実業家が、

二宮尊徳の思想に影響を受けたと言われています。

 

 

私は恥ずかしながら大人になってから

初めて二宮金次郎の伝記を読んだのですが、

 

電撃が走るほどの感銘を受けました。

 

武家や農家を直接指導し、

家計や藩を立て直した二宮金次郎は

超敏腕FPだ‼ 

 

と思いました。

 

そして、

私が今行っている家計改善や片づけの

仕事の意義を再確認することができました。

 

今回は現代の家計と家事を改善させる

二宮金次郎の教えをご紹介します。

 

薪を背負って本を読んでいた理由

 

二宮金次郎は相模国

(現在の神奈川県小田原市栢山)の

豊かな農家に生まれました。

 

父の利右衛門は学問が好きで、

幼い金次郎にも学問を教えていたそうです。

 

幸せな幼少時代を過ごしていた金次郎でしたが、

5歳のとき、

近くを流れる酒匂川の氾濫により田畑を流され、

一切の財産を失います。

 

金次郎も家族を助けるために一生懸命働きました。

 

 

皆さんがよく知る薪を背負っている金次郎の銅像は、

この頃の姿であると言われています。

 

ただがむしゃらに働くのではなく、

知恵を使って働かなければいけない。

 

その知恵は学問によって身につけられると考えていました。

金次郎は薪を運ぶ道中の時間を無駄にせず、

その時間を勉強する時間にあてていたのです。

 

 

しかし、

14歳の頃に病気により父が亡くなり、

16歳の頃には心労により母も亡くなります。

 

金次郎は伯父の万兵衛のもとに、

2人の弟たちは他の親戚の家に預けられ、

一家離散してしまいました。

 

でも、

金次郎はいつか必ず兄弟3人で暮らすことが

できるよう生家の再建を心に誓います。

 

 

貧乏を抜け出す「積小為大」の教え

 
 

万兵衛のもとに預けられた金次郎は

昼は勤勉に働き、夜は灯りをともし、

学問に励みました。

 

しかし、

万兵衛は百姓には学問など

必要ないと考える人でした。

 

灯りの油がもったいないと、

灯りをつけることを禁止されてしまいます。

 

 

しかし、

金次郎はこんなことではへこたれません。

 

自分で油を作ればいいのだと思いつき、

知り合いから少しの菜種を借り、

それを育てて油をつくることができました。

 

さらに、

捨てられていた田植えの苗を拾い集めて育てたところ、

 

一俵ほどのお米を収穫することができました。

 

このとき、

金次郎は「小さいことでも積み重ねると

大きなものに為なる」ということに気づきます。

 

そうして、

少しずつ田畑を買い戻し、

見事二宮家を復興させることができました。

 

これが二宮金次郎の「積小為大」の

教えの原点となりました。

 

 

 

報徳二宮神社 二宮尊徳(金次郎)像
報徳二宮神社 二宮尊徳(金次郎)

 

 

生家復興を果たした金次郎はその手腕を買われ、

小田原藩の家老、

服部家の財政再建を依頼されます。

 

服部家の状況を見た金次郎は「服部家の

財政破綻は超えてはならない限度、

 

守らなくてはならない基準を守らなかったために

起きたものである」と教えました。

 

これが金次郎の説く「分度」の教えになります。

 

 

600以上の藩や農村の財政を建て直す

 

金次郎は住み込みで服部家の

財政再建を請け負い、

 

服部家に対しては財政再建のために

3つのことを約束させます。

 

1つ目は食事は飯と汁だけにすること。

2つ目は着物は木綿のものに限ること。

3つめは必要のないことはやらないこと。

 

このように分をわきまえ、

見栄のための支出をしない、

分度をまもるための具体的な指導を行いました。

 

 

また、お金に困っている女中に対しては

薪の節約方法を教え、

節約できた薪を買い取ってあげました。

 

鍋が焦げ付いていると、

熱伝導が悪くなり、薪が沢山必要になります。

 

鍋を奇麗にすれば熱伝導がよくなり、

使う薪が少なくて済み、節約できるというわけです。

 

ここまで具体的に家計再建のための指導を行い、

服部家を見事復興させた金次郎は、

家老の大久保忠真に認められ、

百姓出身でありながら、

幕府の家臣となり、

その後も600以上の藩や農村を

立て直していきました。

 

 

単なる節約術ではない

 

江戸時代に多くの藩や農村を立て直した

金次郎の教えは現代においても

家事の付加価値を高め、

家計を改善させることができる

普遍的な教えであると思います。

 

 

例えば、

毎朝出勤前に買うカフェラテ代や

仕事帰りについつい寄ってしまうコンビニ代など

一つ一つは少額でも、

積み重なると意外な出費になっている、

こうした出費をラテマネーと言います。

 

毎日500円の支出は1カ月で1万5000円、

1年で18万円にもなります。

 

コンビニは週末のご褒美にする。

毎日コーヒーを買う代わりに、

自宅で淹れたコーヒーを持参する。

 

そうすれば、

浮いたお金は貯蓄に回したり、

自己投資に使うこともできます。

 

一見すると微々たる額ですが、

これを数年、数十年と継続すれば、

やがて大きな資産となるでしょう。

 

二宮金次郎が捨てられていた苗から

一俵の米を収穫し、

やがて生家を復興させた姿そのものです。

 

金次郎の積小為大の教えは、

単なる節約術ではありません。

 

日々の小さな行動や選択一つ一つに意識を向け、

小さな努力を継続することで大きなことを

成し遂げるという小さな努力、

小さな改善の重要性を教えてくれます。

 

目先の欲望に流されず、

小さな良き習慣を積み重ねることが

豊かな暮らしの秘訣なのではないでしょうか。

 

 

「身の丈に合った生活」の重要性

 

二宮金次郎の教えの一つである「分度」は、

自分の収入を知り、

身の丈に合った生活を送るということです。

 

服部家ではこの分度を守るために

3つの約束をしていましたね。

 

これは現代の家計管理においても

非常に重要なポイントです。

 

 

現代人の多くはSNSを見ては

「あれもこれも欲しい」と欲求が膨らみ、

 

気づけば身の丈に合わない

生活を送っていることが少なくありません。

 

これは江戸時代から変わっていないようです。

金次郎は、

こうした分を超えた生活をしてはいけないと教えました。

 

 

「自分にとって本当に必要なものなのか」

「自分の分にふさわしいか」を

しっかり見極めることが大切です。

 

「収入はいくらあるのか」そして

「何にいくら使っているのか」を明確にすることで、

どこに見栄や無駄があるかが見えてきます。

 

そのうえで、

正しい予算立てをすることが大切です。

 

 

服部家のように「食事は飯と汁だけにする」

「着物は木綿だけにする」

はなかなか厳しい約束ですが、

 

「外食は月1回にする」

「服を見に行くときは財布を置いていく」と

いった具体的な行動目標を持つことで

分度=予算を守ることができるようになります。

 

 

がむしゃらに働くだけではお金は貯まらない

 

薪を背負いながら本を読む姿は、

いかにも金次郎の「勤労」の

教えを体現した姿であると思います。

 

しかし、

金次郎はただがむしゃらに働くことを

「勤労」とは言いませんでした。

 

働くことの中に知恵と工夫を

凝らすことを教えていました。

 

これもまさに現代に通じる教えであると思います。

 

 

服部家では金次郎はどうすれば

効率よく薪を使えるかを教えました。

 

鍋の焦げをなくし、

熱伝統をよくする工夫もその一つです。

また、お金に困っている女中には、

節約した分の薪を買い取ってあげるという工夫も

「勤労」の質を高める知恵だと言えるでしょう。

 

 

私たちも家事において

「どうすればもっと効率的になるか」

「どうすれば家族みんなが快適に過ごせるか」を

考え工夫することができれば、

 

お金も節約でき時間と幸福感を

生み出すことができます。

 

 

例えばモノの量を減らして管理の手間を減らし、

モノの収納場所を見直して動線を短くすれば、

家事の生産性を高めることができます。

 

 

家事における無駄がなくなれば、

家事が簡単になり、時間が生まれますし、

家族や子どもたちも家事を手伝いやすくなります。

 

また、家電ができる家事は、

家電に任せれば他のことに時間を

使うことができるようになります。

 

 

二宮金次郎の「勤労」の教えは、

ただ義務として家事をするのではなく、

知恵と工夫を凝らして自分と家族の

暮らしをより豊かにするための

創造的な活動に変えてくれる考え方です。

 

毎日の家事を意識的に、

そして前向きに改善しながら取り組むことで、

私たちの生活はより快適で、

心豊かなものになるのではないでしょうか。

 

 


いかがでしたか。

二宮金次郎の教えは現代の家計や家事にも

生かすことができる教えです。

 

節約や貯蓄においては積小為大の精神で、

少額でもこつこつ続けていけば、

大きな資産をつくることができます。

 

分度を守り、

見栄や過ぎた欲を捨てることで安定した

家計を築くことができます。

 

家事においても勤労の教えに基づいて

良い仕事をすることで家族が

幸せに暮らすことができるでしょう。

 

私はこの二宮金次郎の教えを

座右の銘として日々、

我が家の家事と家計、

そしてお客様の家計改善に役立てています。

ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

 

 




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