量子コンピュータが私たちの未来を変える日は
実はすぐそこまで来ている。
そんな今だからこそ、
量子コンピュータについて
知ることには大きな意味がある。
単なる専門技術ではなく、
これからの世界を理解し、
自らの立場でどう関わるかを
考えるための「新しい教養」だ。
『教養としての量子コンピュータ』では、
最前線で研究を牽引する
大阪大学教授の藤井啓祐氏が、
物理学、情報科学、ビジネスの視点から、
量子コンピュータをわかりやすく、
かつ面白く伝えている。本稿では、
漫画家/デザイナーのおけべちさんに
本書の内容を漫画化していただいた。
第2回は「身の回りの力」に迫る!
皆さんは「量子」あるいは「量子コンピュータ」
という言葉を聞いて、
どのようなイメージを持つだろうか。
「何か不思議でよくわからないもの」
「小さくて難しそうなもの」
といった印象を持つ人もいれば、
最近では「ビジネスにつながりそう」と
感じている人もいるかもしれない。
量子関係のニュースが出ると乱高下する
「量子銘柄」なる企業の株もあるそうだ。
あるいは、
残念ながらテレパシーや死後の世界など、
精神世界の崇高なキーワードとして
「量子」が語られることもある。
なぜ「量子」にはこれほど多種多様な
イメージがまとわりつくのだろう。
それは、
量子が日常的に見たり触れたりできる
「古典的な世界」とは異なる、
私たちの直感を超え、
想像力を必要とする「概念的な世界」と
つながっているからかもしれない。
これが「量子」の持つ不思議な魅力や
技術の可能性の根源でもあり、
また同時に、
そのわかりにくさの理由にもなっている。
量子コンピュータは
これから世界をどう変えるのか?
正直にいうと、
私たち研究者にもまだはっきりとはわからない。
それが知りたくて量子コンピュータの研究をしている。
1950年代の科学者たちが、
将来コンピュータが人類全体の
コミュニケーションや経済の基盤になるとは
想像できなかったように、
量子コンピュータが何をもたらすかも、
これから形づくられていくものだ。
しかし、
確かなのは「何かすごいことが
起きそうだ」という予感である。
そして、
そうした予感を信じて手を動かし続けた人たちが、
現代のインターネットや生成AIを作ってきた。
<参考: 大阪大学教授の藤井啓祐氏>
1喧嘩はするな、2意地悪はするな、3過去をくよくよするな、4先を見通して暮らせよ、5困っている人を助けよ、
Rupan by サロンディレクターNao
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