「小胸筋」が硬くなると
猫背になる理由
小胸筋は文字通り胸にくっついている筋肉で、
肋骨から肩甲骨をつなぐ三角形のような形で
大胸筋の下に位置します。
呼吸の際に肋骨を引き上げたり、
肩甲骨を下に引き下げる役割があります。

デスクワークやスマホ操作などで
腕を前に出した姿勢が続くと、
小胸筋は縮んだまま固まりやすくなります。
すると・・・
1)肩甲骨が正しいポジションよりも前方へ傾く
2)胸が閉じて背中が丸くなる(猫背姿勢)
3)肩が内巻きになり、肋骨まわりの動きが制限される
という連鎖が起こりやすくなると言われています。
今回はいつでも座ったまま簡単にできる
【小胸筋ほぐし】で柔軟性を上げ、
猫背を解消し美姿勢を叶えるヨガをお伝えします。
しつこい猫背を解消し、
美姿勢を叶える!
ゆらして回すだけ
【胸筋ほぐしヨガ】
エクササイズを行う前の肩まわりの状態をチェックしましょう。
腕を前から後ろに回し、
回しやすさや凝り具合、
腕の上がりやすさなど今の状態を確認します。
姿勢は立ったままでも座ったままでもOKです。
<やり方>

1)左手で拳をつくり、
今日のターゲット「小胸筋」を優しい力で
ゆらゆらほぐします。

2)小胸筋を気持ち強めに押しながら、
腕を前から後ろに向かって約5周ほど回します。
この時、
呼吸は止めないようゆったり
自然呼吸を意識しましょう。
3)反対側も同様に行いましょう

エクササイズが終わったら肩の
回しやすさや腕の上がりやすさ、
凝りの状態を再度チェックします。
エクササイズをやる前と後でどれくらい
肩まわりが動かしやすくなったか、
姿勢や呼吸の変化も感じてみてくださいね!