野草でつくるハーブボール
タイ古式マッサージで使われるハーブボールは、
野草を蒸して温め、肩や腰など、
体のつらいところに押し当ててお手当てする民間療法。
材料はよく乾燥させたヨモギ、ドクダミ、スギナ、
ビワの葉、カキドオシなど数種類の野草と、玄米。
血流の改善やデトックスに役立つ野草を選ぶとよい。
入浴剤には手に入りやすい野草を、
1~2種類でも大丈夫。
リラックス効果も期待できるので、
レモンバーベナやラベンダーなど
好みのハーブを足しても
ハーブボールとして1年ほど使ったあとは、
水を張ったお鍋などに入れて10分ほど成分を煮出し、
入浴剤として活用できます。
ハーブボールのつくり方
野草と玄米を布で包むだけ。
コロンとした姿も愛らしくいやされます。
材料(1個分)
● 布(大・オーガニックコットンなど) | 45×45cm 1枚 |
● タコ糸 | 1.5mと25cm |
● 布(小・ガーゼ生地) | 25×25cm 1枚 |
● 野草(ヨモギ、ドクダミ、スギナ、ビワの葉、カキドオシなど) | 計100g |
● 玄米(小豆でもよい) | 50g |
● 海塩 | ひとつまみ |
つくり方
1大きな布のまんなかに、小さい方の布を置く。
2 その上に玄米と野草を置き、
小さい布でぎゅっと包み込み、
短いタコ糸でしばる。
3 大きな布で包み、
長いタコ糸の片方を長く残した状態で、
ぎゅっと丸めてかたく結ぶ。
4 持ち手を固定するため、
布の広がった部分を下に折り、
タコ糸で結び目からぐるぐる巻く。
5 上に近づいたら、
下の結び目までさらにぐるぐる巻いていき、
ほつれないよう最後に結ぶ。
*電子レンジ(600W)で50秒加熱の場合は
1日おきに使用可(高温での火傷に注意)。
ポリ袋に入れて湯せんする場合は連続使用可。