農林水産省が教える
「お弁当の食中毒対策」
作り置きはそのまま入れちゃダメ!
こんにちは、
管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。
暑くなってくると、食中毒のリスクが高まるので、
お弁当に気を遣われる方も多いのではないでしょうか?
今回は、農林水産省データをもとに、
「お弁当作りで見落とされがちな
食中毒の要注意ポイント」を
ご紹介していきたいと思います。
お弁当の食中毒対策
①ミニトマトをそのまま入れないで
まず1つ目のポイントは、ミニトマトです。
栄養価も高く、
彩りとして手軽に取り入れやすいミニトマト。
お弁当に使う方も多いと思いますが、
ヘタをつけたままお弁当に入れてはいないでしょうか?
実はミニトマトのヘタの部分は
細菌が付着していることが多く、
ヘタの周りにくぼみがあるものは
そこに細菌が残ってしまう場合も。
またしっかり洗えたとしても、
ヘタの部分に水が溜まってしまい、
そこからさらに細菌が繁殖してしまう可能性も!
ヘタを残したほうが見栄えが良いかもしれませんが、
衛生面を考えると、
ヘタを取ってからお弁当に入れた方がいいですね。
また水洗いした後は、
キッチンペーパーなどでしっかり
水気をふき取るのもお忘れなく!
お弁当の食中毒対策
②ごはんは酢飯にする
お弁当に詰めるご飯の食中毒対策として、
梅干しを入れている方も多いと思います。
確かに梅干しには殺菌効果がありますが、
直接触れている部分に作用するなど、
効果が限られているんです。
そこで殺菌効果を高めるためにおすすめなのが「酢飯」です。
お酢は細菌が増えるのを抑えることに⼀定の
効果があるといわれています。
ご飯は詰めた後しっかり冷ましてから蓋をして下さいね。
お酢を使っている場合も、
できるだけお弁当を低い温度で保つなど、
しっかり⾷中毒予防をするようにしてください。
お弁当の食中毒対策
③作り置きおかずをそのまま
弁当に入れないで
忙しい朝のお弁当に便利な作り置き。
休日や前日の夜にまとめて料理をし、
朝に詰めるだけにすれば時短にもなりますよね。
しかし、
作り置きおかずも注意が必要です。
冷蔵室に入れても細菌はゆっくりと増殖するので、
作ってから時間が経てばたつほど、
食中毒のリスクは高まります。
作り置きのおかずをお弁当に入れる際は、
必ず十分に再加熱をしましょう。
温めなおす時は、
おかず全体に火が通るようにして、
作った時と同等の熱さになるまで温めることが大切です。
加熱ムラが生じやすい電子レンジでの温めは、
おかず全体が加熱されるように、
途中で食材をひっくり返したり
かき混ぜたりするのもポイントです。
加熱が終わった後は、
完全に冷ましてからお弁当に詰め、
フタをして包んでください。
作り置きおかずは、
調理、保存する段階でも、菌をつけず、
増やさないようにし、
保存することも大切ですね。
お弁当の食中毒対策
④調味料は別添えに!
おかずの味付けに、ソースやケチャップ、
ドレッシングなどを使いたい時もありますよね。
しかし、調味料には水分が多く含まれており、
食中毒のリスクが高まります。
また野菜などの場合は、
ドレッシングをかけることで食材から
水分が出て傷みやすくなることも。
調味料やドレッシングなどは別の容器に入れて持ち運び、
食べる直前にかけるようにしましょう。
ポイントをおさえて、
安心なお弁当作りに
今回はお弁当作りに
見落とされがちなポイントをピックアップし、
ご紹介しました。暑くなってくる時期は、
いつも以上に衛生面に気を付ける必要があります。
せっかく作ったお弁当で食中毒にならないためにも、
ポイントをおさえてお弁当作りを行いましょう。
参照元:農林水産省
「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao