顔がたるんで、もたついてきたら
スキンケア中にできる
「顔の下半身」
リンパマッサージのやり方
今回おこなうのは、
「顔の下半身」のリンパケア。
顔がたるんで、
もたついてきたというお悩みは、
顔のリンパ液の流れが滞っていることも
原因のひとつです。
ここでは、
スキンケアの最中にもできる簡単な
リンパマッサージのやり方をご紹介します。
「顔が縦に長く、たるんできた」
「ほほがいつもより腫れている気がする」
「ほうれい線が深くなった」。
年々深まるこれらの悩みは、
表情筋の衰えだけでなく、
顔のリンパ液の流れが
滞っていることも関係しています。
そこで注目したいのが、
顔のリンパケア。リンパケアをおこなうことで、
硬くなりがちな筋肉の凝りがほぐれ、
口角が上がったり、
むくみやたるみが改善したりするなどの
嬉しい効果に期待できるのです。
顔のリンパマッサージをするとき:
注意点
顔の皮膚はとても薄く、デリケート。
リンパマッサージをするときは、
次の項目に注意しましょう。
●摩擦による負担・刺激を軽減させるために
ジェルやクリームをたっぷり塗ってからおこなう
(ジェルは肌につけるとすぐに液体化するものより、
適度な弾力があるものを選ぶと〇)。
●強い力は使わずに、
手や指で優しく触れ、滑らせるようにおこなう
●フェイスラインの内側は、
特に優しいタッチでおこなう
●基本的には、
顔の中心から外側に向かっておこなう
では早速、
顔の下半分のもたつきと関係のある
小鼻の横やほほ、
フェイスラインのリンパマッサージを
おこなっていきましょう。
「顔の下半身」
リンパマッサージの方法
<やり方>
1)まずは、小鼻の横ほぐしから。
右手の人差し指を右の小鼻の横にあてたら、
優しい力加減でほぐします。
そこから鼻にそって少し上がったところも
同様にほぐしましょう。
鼻炎や花粉症などのトラブルがあると
硬くなりやすい場所なので、
刺激を与えすぎないようにごく優しい力で
マッサージをします。
<回数:左右各5~10回>
2)次は、ほほです。
右手の3指(人差し指・中指・薬指)を
右の小鼻の横にあて、
耳に向かって優しく滑らせるように
手を動かしましょう。
耳まできたら、
指先の力を抜いて小鼻へ戻り、
位置を少し下げて耳まで流します。
ほほ骨のあたりは摩擦によって
シミ・シワになりやすいので、
とくに優しい力加減でおこなうのがポイント!
<回数:左右各5~10回>
3)最後は、フェイスライン。
左手の人差し指と中指で、
右耳を下から挟むところからスタート!
手をフェイスラインにピタッとフィットさせます。
左手を耳~フェイスラインにそって動かし
あご先に向けてスーッと滑らせましょう。
ポイントは、
手を顔から離さずにあご先まで滑らせること。
<回数:左右各5~10回>
以上、
顔の下半分のリンパマッサージのやり方を
ご紹介しました。
ジェルやクリームの使用量は
肌の乾燥の程度によりますが、
手・指を滑らかに動かせるように
つけ足しながらおこなうといいでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
<参考:高木沙織>