美しく生きるということ
心安らぐ Beauty Essay
本当は恐いカマキリ
子供たちに人気の昆虫カマキリ。
しかしその生態は実に残酷なものです。
繫殖期になるとオスとメスが交尾をする
わけですが、
近づいてきたオスをメスが素早く
ホールド！！
その大きなカマでがっちり捕まえ
離しません。
いやいや、
これは愛情表現。
ラブラブじゃあないですかと思いきや・・・
うん？
なんと、食べているではありませんか
メスがオスの頭を食べてしまっています。
そして、
残った胴体だけで交尾。
行為が終わると全て食べてしまいます。
オスの生殖器は頭が無くても、
それだけで反射的に機能するように
出来ているので、
これで大丈夫なそうです。
そしてメスにとっては出産に控えた
貴重なタンパク源。
これがないのとあるのでは
卵の成長に大きな影響が出るのだとか。
なるほど、
人間の尺度で物事を
考えてはいけないのですね。
それにしても、
ちなみにメスはメスで出産を終えると、
そこに留まり、
卵から生まれてきた子供たちの
最初の食料になります。
カマキリたちよ、
何故にそんな生き方をするのだ・・・。
ウイルスは戦略的
コロナもそうですが、
あらゆるウイルスたちは本当に狡猾（コウカツ）
かつ緻密に戦略を練っています。
まず彼らは単独では生きられませんから、
人間に取り付いて栄養を取ります。
しかしながら、基本的には、
その人間を食い尽くしては自分たちも
自滅してしまうため、
ある程度の痛め付けで終わりにしなくては
いけません。
それがちょうど私たちが言う風邪の症状です。
また、
いつまでも同じ人間に取り付いている
わけにもいけません。
なぜなら免疫細胞が生成されるからです。
そうなったら滅ぼされてしまいますから、
ほどよいところで別の人間に乗り換える
必要があります。
そこで咳が出るわけです。
そうすることで空気を介して別の人間に
移動することが出来ます。
まったくもって悪どいやり方です。
そういえば以前、
リングというホラー映画がありました。
知っている人も多いと思いますが、
呪いのビデオを見たものは一週間以内に
死ぬので、
それを回避するために別の誰か１０人に
同じビデオを見せなくてはいけない
というものです。
これは何かウイルスの戦略に似ています。・
発展するには理由があります。
人によっては有利な物か、
恐怖心を煽られるものか。
後者によって発展するような
人間になりたくないものですね。
宇宙はバカでかい
さて、
いきなり壮大な話になりますが、
宇宙はとてつもなく大きいわけです。
正確にどれくらい大きいかは解明されて
いません。
とりあえず分かっている範囲だけでも
銀河6000億個以上。
銀河と言っても無数の星の集まり
なのは想像できるので、
それが6000億個以上もあるということです。
しかも一説によると、
そんな宇宙がこれまたいくつも無数に玉のように
存在していると言われています。
とにかく想像以上にバカでかく、
無限ではないかと思われるくらいでしょう。
つまり何が言いたいかと言いますと、
数は力なりということです。
これには一つ一つは微力なれど、
数が集まれば大きな力になるという
意味もありますが、
これだけ大きな世界にいるのだから、
私たちの日常に起きている事なんて
全てどうでもいい、
小さな事なのだということにもなります。
けれども実際にはなかなか、
この考え方は持てません。
どんなに些細なことでも自分事は自分事。
気になるのは仕方ありませんが、
あえて、
このマクロな視点を持つことで、
生活の小さな悩みを吹き飛ばすキッカケに
なるのではないでしょうか。
人間てすごい
改めて思うのですが、
人間てすごいなと思います。
考えてみれば、
身の回りにある物はほとんどが
誰か人間が作った物です。
その力たるや計り知れないものが
あります。
水道管を何百キロにも渡り整備し、
電線を引き、
巨大なタンカーを作り、
工場では一日何万もの製品を作って
います。
いま、
地球上には70億人いると言われていますが、
同じ人は一人としておらず、
それぞれがそれぞれの役目を担っています。
これは決して仕事の事ではありません。
その人という、
かけがえのないポジションが
あるということです。
ここまで人は人との間で生きていながら、
案外、
人のことを考えていないものです。
自己を内省することも大事ですが、
人のことを考えることもまた同じくらい
大事なのです。
＜参考：BEAUTY&ECOONE＞
１喧嘩はするな、
２意地悪はするな、
３過去をくよくよするな、
４先を見通して暮らせよ、
５困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています