「とろろや卵」で若返り ホルモンを補充‟タンパク質” は植物性と動物性を 上手に合わせて… 医師に教わる脳と体の老化対策、 4つの食事習慣


2025/11/6

「とろろや卵」で若返り ホルモンを補充‟タンパク質” は植物性と動物性を 上手に合わせて… 医師に教わる脳と体の老化対策、 4つの食事習慣

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつまでも健康で自立した生活を送るために、
 
いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか?
 
医師の溝口 徹さんに、
 
老化や更年期などによる不調を予防する食事習慣を伺いました。
 


 

体を若返らせる

「食事習慣」のポイント

 
 

栄養療法専門「みぞぐちクリニック」の溝口 徹さんに、

脳と体を若返らせる食事習慣を教えていただきました。

 

ここでは、認知症予防などに役立ち、

若返りホルモンともいわれる

「DHEA」を補う食事習慣をご紹介します。

 

 

1.とろろで若返りホルモンを出す

 
 
画像: 1.とろろで若返りホルモンを出す

 

 

若返りホルモンのDHEAは、ストレスの緩和、

やる気を出す、アルツハイマー病の予防と改善、

免疫力や代謝のアップ、筋力維持など、

アンチエイジング効果抜群です。

 

DHEAのピークは20代で、

70歳はその20%、

80~90歳では5%にまで減少。

 

見た目が若々しい人ほどDHEAの値が高くなる傾向も。

 

残念ながら、

日本人はアンチエイジングの王様である

DHEAを欧米人ほど体内でつくり出すことができず、

食べ物から補うしかありません。

 

DHEAたっぷりの自然薯や長いもなどを

とろろにして、いろいろなアレンジを楽しみましょう。

 

 

 

2.冷奴+かつお節で動ける体を維持する

 
 
画像: 2.冷奴+かつお節で動ける体を維持する
 
 

関節、筋肉などの運動器が衰えることで、歩く、立つ、

座るなどの動作に支障をきたすロコモティブシンドローム。

 

寝たきりリスクを予防するためにも、

筋力の低下を防ぐことが大切です。

 

 

筋力をつけるには、

タンパク質とビタミンD3が必須です。

 

タンパク質には動物性と植物性がありますが、

植物性タンパク質を食べるときは動物性タンパク質と

組み合わせるようにしましょう。

 

植物性タンパク質のバランスの悪さを

動物性タンパク質がカバーし、

吸収率が上がります。

 

冷奴+かつお節、納豆+卵・しらすなど、

シンプルな組み合わせで十分です。

 

 

3.ごはんはコシヒカリよりササニシキ

 
 
画像: 3.ごはんはコシヒカリよりササニシキ

 

 

日本人に欠かせない主食のお米。

しかし、

ご存じの通りお米は糖質が高く、

食べ方に工夫が必要です。

 

大事なのは、血糖値を上げないこと。

 

そのためには「ごはんは最後」が基本ですが、

ほかにも糖質を下げる方法があります。

 

 

もちもちしたお米のほうが血糖値を上げやすいので、

コシヒカリよりさらっとしたササニシキ、

もち米よりタイ米を選びましょう。

 

 

冷ましたごはんは血糖値が上昇しにくいので、

炊きたてよりも冷ましてから食べるのも方法です。

 

ただし、

一度冷めたごはんでも温め直すと、

血糖値の上昇が早くなります。

 

 

 

4.半熟卵を1日2〜3個食べる

 
 
画像: 4.半熟卵を1日2〜3個食べる

 

 

悪者のイメージが強いコレステロールですが、

若返りホルモン(DHEA)や

抗ストレスホルモンをつくる栄養素でもあります。

 

とくに更年期の女性はコレステロールを

適切に保つことで、

女性ホルモンが増えて心身の好調を維持できます。

 

 

コレステロールが多いものの代表といえば卵。

 

1日2~3個食べても問題がなく、

タンパク質を摂取するという意味でもおすすめの食材です。

 

ただし、アレルギーを起こしやすいので、

週2日は食べない日を設けること。

 

加熱しすぎないことも大切で、

ゆで卵なら半熟、

目玉焼きは黄身が半熟になったら火を止めます。

 

 

 

 

 

<参考: 溝口 徹

 




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