暑くて動きたくないけれど
運動はしたい!
そんな日におすすめ、
壁を使った
「動かない」トレーニング
朝晩も気温が高く、
1日を通して暑い日が続いています。
しかし、
こうも暑いと運動で体を動かす気力も体力も
ガクッと低下してしまいますよね。
気象庁が発表した3ヶ月予報によると、
8~10月にかけての気温は全国的に
平均より高いそうなので、
“このままだと運動不足を免れない…
”と心配している人も多いのではないでしょうか?
そんな「暑くて動きたくないけれど、
運動はしたい」という日には、
壁の前でジッとしているだけで
トレーニングになる
「空気イス」をしてみませんか!
ジッとしているだけで
トレーニングになる「空気イス」
「空気イス」といったら、
学生時代の体育の授業や部活動で
やったことがある人もいるのではないでしょうか。
これは、
「ウォールシット」という下半身トレーニングのひとつで、
スクワットのように筋肉を伸び
縮みさせるトレーニングとは違い、
ジッとしているだけでいいので、
関節への負担が少ない・
フォームが崩れにくいなど、
トレーニング初心者さんでも
始めやすいという特徴があります。
<「空気イス」でトレーニングできる部位>
「空気イス」でトレーニングできる主な部位は、
次の3ヶ所。
●大腿四頭筋(太ももの前側)
●ハムストリング(太ももの裏側)
●大臀筋(お尻)
そのほかにも、
ひざが開いてバランスが崩れないように
太ももの内側・股関節内転筋群なども
使われています。
静止したままだけれど、
下半身を中心に体の中でも
大きな筋肉が使われるため、
筋肉量を増やして代謝を高める
効果にも期待できるんです。
運動不足による筋肉量の減少は
下半身が顕著であると言われているので、
ここでは基本の「空気イス」と強度を
上げたやり方の全3種類をご紹介!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
下半身のトレーニング
「空気イス」やり方:
3パターン
<基本の「空気イス」やり方>

壁に背を向けて立つ。
脚は腰幅に開き、
ひざとつま先を正面に向ける。
ひざをゆっくり曲げ、
壁に背中をつけたまま腰を落とす
<回数:30秒×3セット>
<ポイント>
●ひざを90度に曲げて、太ももを床と水平にする
●ひざとつま先の向きを揃える(正面、もしくはやや外向きでもOK)
●後頭部~背中・お尻を壁に押し当てる
<アレンジ①:腕を頭上に伸ばす>

基本の「空気イス」から、
両腕を頭上に伸ばす。
指先は高くし、
肩は下げて姿勢をキープする
<回数:30秒×3セット>
<アレンジ②:片脚でキープ>

基本の「空気イス」から左脚を持ち上げて
ひざを外側に倒し、
足首を右太ももに乗せる
<回数:30秒×3セット>
反対側もおこなう。