１喧嘩はするな、
２意地悪はするな、
３過去をくよくよするな、
４先を見通して暮らせよ、
５困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao
「中府」は肺の
機能を整える重要なツボ。
鼻炎や喉の痛み、
喘息などに効果的です
不調スッキリ！ 毎日のツボ押し365
中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、
ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。
健康の土台作りに、
不調改善に、
1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。
中府というツボは、
肺経の最初のツボであり、
経と脾経の気が集まるところです。
中焦（ちゅうしょう・下部の「豆知識」1を参照）の気が
最初に集まるところであることから、
中府と名づけられています。
ツボの場所
「雲門（うんもん）」というツボを取ります。
雲門の直下1寸で、
第1肋間のすき間の中に取ります。
刺激の仕方
人差し指、または中指の腹をツボに垂直に当て、
ゆっくり息を吐きながら少し強めにツボを押さえていき、
息を吸うときに指を戻します。
これを左右同時に5回繰り返しましょう。
効能・作用
咳嗽（咳）、喘息など
1．中府は東洋医学の五臓の一つ、
1．中府は東洋医学の五臓の一つ、
肺の「募穴（ぼけつ）」
（下の「豆知識」2を参照）であり、
肺の機能を整えることにより鼻炎、
嗅覚障害、喉の腫れ・痛みといった肺と
密接な器官の症状を改善させる作用があります。
2．肺の機能を整えて気を下降させることにより、
咳嗽や喘息を改善させる作用があります。
【豆知識】
上焦（じょうしょう）は心と肺を指し、
下焦（げしょう）は肝と腎を指します。
2. 臓腑の機能を整える効能がある「募穴」と
呼ばれる要穴（重要なツボ）が、
すべての臓腑にあります。
中府は、肺の募穴です。
ツボ取りに役立つ「同身寸法」
ツボの探し方としては、
ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す
「同身寸法」という方法が適しています。
“自分の体は自分で測る”という考え方で、
体格差などから一律に「cm」で
表せないツボの位置も、
同身寸法なら測ることができます。
この連載では、
しばしば「へその上3寸」と
いった表現が出てきますが、
その際には上記の「同身寸法」を用いて
ツボを取ってみてください。