みなさんは、
『黄泉比良坂(よもつひらさか)』を
ご存知でしょうか。
古事記、
日本書紀で「あの世とこの世の境」
にある場所とされます。
実はその場所、
松江市東出雲町にあるんです。
日本の石柱に架かるしめ縄。
その先がまさに黄泉の国(死者の国)と
現世の境界です。
うっそうと茂る木立に囲まれ、
静寂に満ちるその場所からは、
神秘的な空気を感じられます。
国生みの神様として知られる
イザナキノミコトと、
イザナミノミコトの夫婦神。
神話ではイザナキノミコトが、
亡きイザナミノミコトへ会いに、
黄泉比良坂を通って黄泉の国を
訪ねるシーンがあります。
しかし、
変わり果てたイザナミノミコトの姿に
驚いたイザナキノミコトは、
黄泉の国から命からがら現世に脱出。
そして、千引の岩(ちびきのいわ)で
入口を封印したとされます。
あの世とこの世の境界にある『黄泉比良坂』。
その一角に設置されているのが
「天国への手紙ポスト」です。
最近では、
神話ゆかりの地としてだけでなく、
故人を偲び、思いを馳せる場所としても話題。
ポスト横には便箋と筆記具が用意されています。
ですが、便箋がない場合もあるため、
あらかじめ手紙を書き、持参しておくと。
投函された手紙は年に一度、
故人への愛しい想いをのせ、
お焚き上げされます。
いよいよ新年度がスタート。
進級・進学や新天地と、
新しい生活が始まった方も多いと思います。
この機会に改めて、
今は亡き大切なあの人へ、
「元気でやってるよ」と、
ひと言あいさつのお手紙などは
いかがでしょうか?
直接会えなくとも、
その想いはきっと届くハズ。
入口となるしめ縄の近くに、
5台分ほど駐車できるスペースがあります。
住所は松江市東出雲町揖屋。
最寄りの山陰道東出雲ICから車で約10分、
JR揖屋駅からなら徒歩約25分。
車で向かい際は、直前の道幅が狭いため、
運転にはくれぐれもご注意を。
<参考:>
1喧嘩はするな、2意地悪はするな、3過去をくよくよするな、4先を見通して暮らせよ、5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao
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