2024/10/16
|
|
【ブッダに学ぶ人間関係で 荒れない8つの方法】 「よりどころとは実は不安の源」 と知ることが大切! |
|
【ブッダに学ぶ人間関係で荒れない8つの方法】「よりどころとは実は不安の源」と知ることが大切! ➀前編
突然ですが、 ブッダとはどういう意味かご存じでしょうか。
仏陀(ブッダ)とは「悟った者・真理に 目覚めた人(覚者)」という意味 (引用元:全日本仏教会HP)。
ブッダ、さすがに聞いたことあるよ、 意味も知ってるよって方は多いと思います。
ところがですよ、 ブッダはなんと「ご機嫌だった」そうです。
それも「ずっと」です。
悟りを開くとはそういうこと? とお思いかもしれませんが、 心がけていたことがあったそう。
今回はブッダの教えから学ぶ 【人間関係で荒れないための8のルール】で、 ご機嫌になるための方法を紹介します!
仏教での“機嫌”の意味とは?もともと、機嫌とは「譏嫌」と書き、 一般の人から修行僧の態度が悪く思われる ことをやめさせる戒めの一部でした。
感じの悪い態度ではない= 立派で尊敬に値する姿が転じて、 いい状態のことを指す言葉になったのです。
ブッダの教えから説く【人間関係で荒れないための8のルール】❶ 他人を変えようとする〝ムダな努力〟をやめる「人は他人の手で変えることはできない」人は他人を清めることはできない、 とブッダは言っています。
人が変わるのは「変わりたい」と その人が決意したときだけで、
他人の言動で人を変えることはとても 難しいことなのです。
「この人にはできるはず」 「これくらいはできて当たり前」 「こうすればもっと良くなるのに」などと 勝手に思い込み、
無理強いをしたりしていないでしょうか。
無理を強いて、 相手が思うように動かなければ、 そこに怒りの感情が生まれます。
怒りは人を振り回します。
自分自身の心もかき乱してしまいますし、 相手の心に重圧を与えてしまいます。
良い循環は生まれません。
「自己こそ自分の主。
他人がどうして主であろうか」という ブッダの言葉も心に留めておきたいものです。
・ご機嫌になるヒント 「自分は自分、相手は相手。 一定の距離を置くことが大切」
いつも時間に遅れて来る友人に イライラするよりも、 待ち時間を有効に使う方法を 考えるほうがご機嫌に過ごせます。
❷ 気の合う人を〝優先〟しても良い「付き合う人によって愚かにも清らかにもなる」みんなと仲良くできることは良いことですが、 常にそうである必要はありません。
いろいろな人に気を使っていると、 知らず知らずのうちに自分の心が すり減ってしまっていることもあるのです。
ブッダは、 欲にまみれた人を愚かだと言っており、 愚かな人とともに長い道のりを歩むのは、
敵とともに暮らしているように 辛いことだと述べています。
人は付き合う人によって、 心穏やかにも嫌な気持ちにもなってしまいます。
心根の美しい人との時間は、 あなたの心を穏やかにしてくれるとともに、 相手の心を癒すこともできるのです。
・ご機嫌になるヒント
「気の合う人と過ごせば 自然と清らかな心になれる」
いつもみんなに良い顔を しても疲れてしまうだけ。
自分の気持ちに素直になって、 そのとき一緒にいたい人を 選んで良いのです。
❸ 誰だって〝自分が大好き〟なもの「自分が自分を大好きなら、相手も同様である」人々を苦悩から救うことに生涯を 捧げたブッダでさえ、 どんなに考えても自分より愛おしいものを 見つけられなかったと述べています。
突き詰めれば、 どんな人でも自分がいちばん好きです。
自分を守るためであれば、 物事をごまかすことだってあるでしょう。
たとえば、 子どもが叱られたくないばかりに 嘘をついたとしたら、 どのように対応しますか。
多くの人は「嘘はいけないと教える」 と答えるでしょう。
しかしブッダは、 このような行為を悪事だと決めつけて 制裁を加えてはいけないと言います。
人が自分を最優先するのは 当然のことであり、 その気持ちを押さえつけてはいけない、
ありのままを受け入れ なさいと述べているのです。
・ご機嫌になるヒント
「相手が自分に合わせてくれたなら必ず 感謝の気持ちを伝えよう」
相手が自分を差し置いて 何かをしてくれたなら、 必ず感謝を伝えましょう。
相手への感謝とねぎらいが ふたりの関係を良くしてくれます。
❹ つながりが幸せを増やしてくれる「良い関係性の友人が多くなるほど幸せも増える」ご近所付き合いも減って、 外で子どもに声をかけることさえ 怪しまれるかもとちゅうちょする現代は、 人間関係の輪が非常に小さく、 また数少なくなっています。
しかし、 人はひとりでは社会生活を営むことはできません。
必ず誰かと関わっています。
ブッダはお互いに良い影響を 与えることができる善い友人を 持つことを勧めています。
そんな友人がいて、 ともに事をなしたときは楽しいとも述べており、
ひとりで悟りを得たブッダも、 善い友人は人生を豊かにすると説いています。
善い友人との良い関係は、 日常でも喜びを与えてくれます。
他愛のない会話で心が晴れたり、 楽しい会話で心が弾んだり、 新たな気づきを得られるなど、
友人によってもたらされる幸せは 少なくありません。
・ご機嫌になるヒント
「大切なのはお互いの ためになる関係性」
繰り返し触れ合うことで やがてつながりとなり、
相手にとってうれしいことをし合える “良い人間関係”になっていきます。
続く②へ。
|
|