「ヨボヨボ歩き」は足を 鍛えるだけでは直らない、 「1日3分」で歩く力を守れる "背骨くねくね体操"の動作


2026/8/3

「ヨボヨボ歩き」は足を 鍛えるだけでは直らない、 「1日3分」で歩く力を守れる "背骨くねくね体操"の動作

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「ヨボヨボ歩き」は足を

鍛えるだけでは直らない、

「1日3分」で歩く力を守れる

"背骨くねくね体操"の動作

 
 
 
 
 
健康なまま自分の足で歩く体を手に入れるのは、
 
どうすればいいか? 
 
 
全国ラジオ体操連盟理事長・
 
NHKラジオ体操指導者の鈴木大輔さんは、
 
 
「歩く力を維持するためには、
 
脚だけではなく
 
「背骨のしなやかさ」にも注目したほうがいい。
 
 
 
1日3分、
 
横・前後・ねじりの3方向に背骨を動かすことで、
 
本当の意味で歩く力が身につく」という。
 
 

鈴木大輔、植田拓也

「歩く力を奪う原因のひとつ」は“背骨”にある

 

私たちが歩くとき、

足を左右に踏み出す動きや腕の振りに合わせて、

背骨は曲がったり伸びたり、

自然にねじれたりしています。

 

ところが、加齢や運動不足、

長時間の同じ姿勢などで背骨が硬くなると、

こうした動きはだんだん小さくなっていきます。

 

 

背骨がうまく回旋できなくなると、

歩くときに上半身を左右に傾けて進む、

いわゆる“ペンギン歩き”になりがちです。

 

エネルギー効率が悪く、

疲れやすいうえに、歩くスピードも落ちていきます。

 

 

 

【図表1】背骨が固くなってくると、エネルギー効率の悪い「ペンギン歩き」になってしまう
出所=『じつはすごい!
科学的に証明された本当のラジオ体操』
 
 
 
背骨が固くなってくると、
 
エネルギー効率の悪い「ペンギン歩き」になってしまう
 
 

実際、右足を出すと背骨の下部は左に傾き、

左足を出すと右に傾くといったように、

歩行とは、

背骨が左右にしなりながら重心を移していく

動きの連続です。

 

その背骨が硬いままでは、

脚をいくら鍛えても、なめらかな歩きは戻ってきません。

 

 

歩く力の低下は、

脚の筋力だけの問題とは限らないのです。

 

とくに一日中パソコンに向かう生活では、

背骨を大きく動かす機会そのものが失われがち。

 

年齢に関係なく、

背骨の柔軟性は静かに落ちていきます。

 

 

背骨を「横・前後・ねじり」で目覚めさせる

 

硬くなった背骨のしなやかさを取り戻すには、

背骨を「横」「前後」「ねじり」の

全方向に動かすことが大切です。

 

そして、その3つがすべてそろっているのが、

ラジオ体操第一の5番・6番・7番。

 

いわば、“背骨くねくね体操”とも呼べる3つの動きです。

 

ふだん何気なく行っているこれらの運動も、

「背骨を動かす」という一点を意識するだけで、

効果は大きく変わってきます。

 

 

背骨の動きが柔らかくなると、

うれしい変化が次々と現れます。

 

 

・歩行がなめらかになり、歩幅が広がる
・歩くスピードが上がる
・長時間歩いても疲れにくくなる
・ひざや腰への負担が減る
・転びそうになっても立て直せる
 
 

日常の動きそのものが、ぐっと楽になっていくのです。

 

では、3つの動きを「狙い」と

「正しいやり方」とともに見ていきましょう。

体幹を刺激し「転びにくい体」を作る

 

日頃のストレッチでは伸ばしにくい「体の側面」を、

しっかり伸ばす運動です。

 

背骨まわりや胸の横の筋肉が柔らかくなり、

背骨のしなやかさと、体の軸の安定につながります。

 

 

①脚は肩幅くらいに開き、腕は自然に下ろします。

 

 

【図表2】手を使って体を真横に伸ばすことで、効率よく背骨を伸ばすことができる
背骨が固くなってくると、
エネルギー効率の悪い「ペンギン歩き」になってしまう
 
 
 
手を使って体を真横に伸ばすことで、
 
効率よく背骨を伸ばすことができる

 

 

②腕を横から真上に振り上げます。

腕は耳の横を意識し、体の側面の伸びを感じましょう。

 

③体側の伸びを感じながら、

上体を真横に倒します。腰から下は動かさず、

腕は耳の横をキープすると、

腕と体が連動して背骨を曲げやすくなります。

 

 

【図表3】反対側も同じように伸ばしていく。足は肩幅くらいに開き、息を吐きながら体を伸ばすのがポイント
背骨が固くなってくると、
エネルギー効率の悪い「ペンギン歩き」になってしまう
 
 
反対側も同じように伸ばしていく。
 
足は肩幅くらいに開き、
 
息を吐きながら体を伸ばすのがポイント
 
鈴木大輔(著)、植田拓也(監修)『じつはすごい! 科学的に証明された本当のラジオ体操』(アスコム)
 

 

 

④体を1回横に曲げたら、元の姿勢に戻します。

 

⑤片側に「曲げて伸ばして」を2回行ったら、

反対側も同様に2回。①〜⑤を2回くり返します。

 

 

コツは、腕と上半身を“一緒に”動かすこと。

曲げようと焦って胴体だけ先に倒れると、

体側が伸びません。

 

鈴木先生いわく「体と腕のバラバラ事件」は禁物。

風に吹かれる竹のように、

上半身だけを柔らかく真横へ倒しましょう。

 

体側の腹斜筋群が刺激されて体幹が安定し、

体のゆがみの補正や、

転びにくい体づくりにもつながります。

 

 

 

 

【図表4】「体を横に曲げる運動」をいすることで、体幹が鍛えられ、転びにくい体になっていく
出所=『じつはすごい!
科学的に証明された本当のラジオ体操』
 
 
 
「体を横に曲げる運動」をいすることで、
 
体幹が鍛えられ、転びにくい体になっていく



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