<参考 : 谷原由美>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao
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2025/11/14
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「弟がいる長女」と 「妹がいる長女」の 育ち方はどう違う? その後の人生が大きく変わるワケ |
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「弟がいる長女」と「妹がいる長女」の育ち方はどう違う?その後の人生が大きく変わるワケ![]() 長女の潜在意識の形成は、 きょうだいの性別によってまた違うものになる
子どもの才能や考え方に、 生まれ順(きょうだい順位)が非常に強く 影響していることをご存じでしょうか。
特に長女(第1子)の場合、 下のきょうだいが弟か妹かによって、 その後の潜在意識の形成と才能の 伸び方が大きく変わってきます。
長女の持つ特権と潜在意識の傾向第1子は、 親にとって初めての育児の対象であるため、 親の手と愛情を独占する期間があります。
そのため、長女(第1子)には、 「親に従おう」「親の期待に応えたい」 という気持ちが強く根づきやすいという特徴があります。
基本的には素直で実直に頑張るタイプが多く、 家族や親を大切にする意識も強いでしょう。 しかし、弟や妹が生まれると、 自分に注がれていた関心が急に奪われたように感じ、 心に傷を負うことがあります。
この「関心を奪われた感覚」が強いと、 その後の育児が難しく感じられるケースも出てきます。
長女にとって大切なのは、努力が報われ、 人から認められることです。
また、 心の奥底では「みんなの役に立ちたい」と 本気で思っている、 とても優しい存在です。
この長女の潜在意識の形成は、 きょうだいの性別によってまた違うものになります。
弟のいる長女:頑張ることを手放すリスクと親の役割弟のいる長女さんは、 しばしば「お母さんは、 弟ばかり可愛がっていた」と思って 育つ方が多い傾向にあります。
これは、 親が意図的に差別しているわけではなく、 性別の違いと成長の差から生じることがほとんどです。
一般に女の子は男の子に比べて成長が早く、 言葉も早く、理解力も高いため、 母親の言うことをきちんと聞くことができます。
一方、 男の子は母親にとって「宇宙人」のように 理解不能な存在に感じられることも多く、 言うことを聞かせようとしても難しいため、 大目に見ることが多くなりがちです。
長女はこれを見て、 「自分の時はダメって言われたのに」 「弟はずるい」と感じ、 強い嫉妬を覚えます。
その結果、 「物わかりのいい私では厳しくされるばかりなので、 頑張るのはバカバカしい」と考えるようになり、 一生懸命頑張ることをやめてしまうことがあります。
頑張らなくなることで、大人になった時に、 チャンスを逃してしまうことにつながりかねません。 しかし、 その反面、弟のいる長女さんは、 気さくで親しみやすい性格に育ち、 「うまくいくことだけが人生じゃない」といった 達観した感覚を持ち合わせることもあります。
育て方のヒント:心を満たし、同志となる弟のいる長女さんを育てる上で重要なのは、 弟に嫉妬をすることがないように注意を払うことです。
物理的に弟の世話が必要でも、 心だけはずっとお姉ちゃんの方に向けて あげることが何よりも大切です。
例えば、お姉ちゃんが何かできた時、 すぐに隣にいて「できたね」と 声をかけてあげるだけで、 長女の心は満たされます。
心が満たされれば、 心が荒れることはありません。
長女さんとは、 友人や同志のような心で交流することが有効です。
親だからと指導するような態度を取ると、 特に弟が生まれた後は、 それが自己否定されているかのように感じ、 強く反発します。
上から指導する関係を止め、 共に育つ姿勢を持つことで、 長女の知恵や能力は高まります。
妹のいる長女:優等生としての重圧とメンタルケア妹のいる長女さんは、 弟がいる場合とは対照的に、 妹という「自分の分身」のような 存在が生まれてくるイメージがあります。
そのため、 より良いお姉ちゃんになろうと努め、 頭も良く、 責任感も強い優等生タイプに育つ傾向があります。
しかし、 このタイプは頑張りすぎてしまうという 大きな課題を抱えています。
ざっくばらんに振る舞うことができず、 真面目すぎて息抜きができなく なってしまうケースが見られ、
時には引きこもりや摂食障害などの メンタル的な問題を抱えてしまう 長女さんもいます。
妹のいる長女さんは、 プライドが非常に高く、 「絶対に人に見下されたくない」 という思いが強いため、 一生懸命頑張ろうとします。 育て方のヒント:承認と丁寧なサポート妹のいる長女さんへのサポートは、 まずそのストレスを軽減し、 息抜きをさせてあげることです。
もし姉が妹にいじわるをしていたら、 それはかなりのストレスが 溜まっているサインです。
このタイプの長女さんは、 第2子以降の子どもが持つような 要領の良さをあまり持っていません。
そのため、 親は「どう頑張ったらいいのか」 「何をすればいいのか」を、 イライラせずに、できるだけ優しく、ゆっくりと、 かみ砕いて説明してあげることが大切です。
一度理解すれば、 長女さんは非常に誠実に物事を こなしていくことができます。
そして何より、 努力したこと、一つ一つ丁寧に 理解しようとする姿勢を、 周りに認められ、評価されたときに、 長女さんの自己肯定感は大きく高まります。
もし母親自身が娘のことに 口出ししすぎてしまう(過干渉)傾向がある場合、 娘は期待に応えようと頑張りすぎるため、 関係がこじれる可能性があります。
娘の「そのまま」を認め、 執着しすぎないことが、 彼女の健全な成長につながります。
才能開花の鍵:潜んでいる能力を信じる長女の抱える課題は、 親の接し方や、 幼少期(特に10歳までの思い込み) によって潜在意識に深く刻まれたトラウマや 劣等感に根差していることが多いです。
![]() 長女の抱える課題は、親の接し方や、 幼少期(特に10歳までの思い込み)によって 潜在意識に深く刻まれたトラウマや劣等感に 根差していることが多い
子どもが親に気持ちを共感されないと、 「分かってほしい」という方向にエネルギーを使い始め、 本当にやりたいことにエネルギーを回せなくなってしまいます。
親の役割は、 子どもの感情に最大限に寄り添ってあげることです。
子どもが「やりたくない」「めんどくさい」と言えば、 「そうだよね」と共感し、理解を示すこと。
そして、 親は子どもの無限の可能性を信じ、 「この子はきっといつか何かをしてくれるだろう」 「思い込み」(潜在意識)に繋がり、 才能を開花させるスイッチを入れるのです。
長女さんが、 きょうだいとの関係や親の期待の重圧から解放され、 自己肯定感を育むことができれば、
彼女たちの持つ誠実さ、 責任感、
そして「誰かの役に立ちたい」という 内なる願いは、 きっと人生を切り開く力となるでしょう。
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