緑茶でも麦茶でも
ウーロン茶でもない…
毎日飲むと「体のだるさ」が
軽減されるスーパーで買える
「お茶」の名前 「ヨクイニン」が
体内の水分を排出してくれる
手軽に体のだるさを解消するにはどうしたらいいか。
内科医の工藤孝文さんは
「ハトムギに含まれる『ヨクイニン』は、
体内の余分な水分や老廃物を排出し、
むくみやだるさを軽減してくれる。
まずはスーパーで手に入るハトムギ茶を
毎日飲んでみてほしい」という。
グラス一杯のビールが持つ健康効果
ポッコリお腹を「ビール腹」と呼ぶことがあります。
ビールを飲みすぎると、
確かにお腹が出てしまうことがありますが、
ダイエットに気を使い、
糖質制限をしている人も増えている中で、
実はビールはそこまで悪者では
ないことがわかっています。
ビールには独自の健康効果がいくつかあります。
ビールの原料であるホップには、
疲労回復を助け、食欲を増進させる働きがあります。
また、鎮静作用もあり、
リラックスしたいときにぴったりです。
さらに、ホップはホルモンバランスを整える
エストロゲン様作用も持っており、
特に女性にとっては更年期障害や
PMS(月経前症候群)の症状緩和に
効果が期待できます。
加えて、ホップには白髪予防や、
加齢によるさまざまな悩みにも
役立つ成分が含まれています。
もちろん、
何事も過剰摂取は避けるべきですが、
ビールを適量、
1日にグラス一杯程度楽しむことが
健康に良い影響を与えることがわかっています。
赤ワインは「ポリフェノール」に
気をつけながら
一方で、最近ではおしゃれでヘルシーな
お酒として赤ワインの人気も高まっています。
糖質を避けるために、
お酒をビールや日本酒から赤ワインに替えた、
という人もいるようです。
赤ワインには抗酸化作用が強いポリフェノールの一種、
レスベラトロールが含まれており、
これが動脈硬化やがんの
予防に効果があるとされています。
しかし、
赤ワインに含まれるポリフェノールの中には
注意が必要な成分もあり、
頭痛や便秘などの症状を
悪化させる可能性があります。
このようなポリフェノールは、
血管を拡張させて血流を促進したり、
血圧を上昇させる作用があるため、
それほど多く飲んでいなくても
偏頭痛を引き起こしてしまうことがあります。
実は、このようなポリフェノールは、
チョコレートにも含まれており、
ズキズキと血管が脈打つような偏頭痛に悩んでいる人は、
ポリフェノールの摂取量を見直す
必要があるかもしれません。
何事も適量を楽しむことが大切。
過剰に摂取しないように注意しましょう。
しじみ汁は二日酔いに効くだけじゃない
二日酔いにしじみ汁が効く理由は、
しじみに豊富に含まれるオルニチンの効果にあります。
オルニチンはアミノ酸の一種で、
特に肝臓の働きをサポートすることで知られています。
肝臓はアルコールの分解を担当しており、
オルニチンがその機能を助けるため、
二日酔いの症状を和らげてくれます。
オルニチンは貝類全般に含まれる成分ですが、
特にしじみは含有量が高いため、
二日酔いや疲労回復に最適な食材と言えるでしょう。
しじみ汁は、天然のスタミナドリンクとしても知られており、
その効果は非常に高いです。
市販のフリーズドライの味噌汁でも、
手軽に栄養を摂取できるため、
体に負担をかけることなく
スタミナを補充することができます。
しじみには、
肝臓の働きをサポートするオルニチン以外にも、
タウリン、ビタミンB群、鉄分、カルシウム、
亜鉛など、栄養ドリンクにも配合される
栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素が疲労回復を助け、
日々の健康維持に役立ちます。
日常的にしじみ汁を食事に取り入れることで、
疲れにくい体を作り、
日々の活力をサポートすることができます。
また、しじみの身にも栄養がたっぷり詰まっているので、
残さず食べるとさらに効果的です。
しじみは漢方でも、
高い水分調整作用があるとされています。
体内の余分な水分を排出し、
必要な水分はキープする働きがあるため、
むくみや水分過多の調整にも役立ちます。
むくみや体調不良を感じた際には、
しじみ汁を取り入れると良いでしょう。
さらに、しじみ汁にはアセトアルデヒドの
分解を促進する成分である
アラニンやグルタミンも含まれており、
これが二日酔いの解消に特に効果を発揮します。
飲みすぎた翌朝、
しじみ汁を摂取することで、
アルコール分解が進み、
不快な症状を一気に改善することができます。
アルコールの代謝が早まるため、
二日酔いの症状が早期に緩和され、
すっきりとした気分を取り戻すことができます。
ヘルシーな食材としてよく挙げられる「魚」ですが、
その中でも特に鮭はスーパーフードと言えるほど
優れた栄養価を誇る食材です。
鮭には、
豊富なビタミン類やオメガ脂肪酸が含まれており、
これらは心身の健康に多大な恩恵をもたらします。
さらに、
鮭に含まれるサーモンピンクの色素である
アスタキサンチンは、
非常に強力な抗酸化作用を持っています。
アスタキサンチンは、
シミやしわの原因となる活性酸素を除去し、
紫外線による日焼けのダメージを軽減してくれます。
その抗酸化力は、βカロテンの40倍、
そして美肌の味方であるビタミンEの1000倍にも
相当するという驚異的な数値です。
これにより、
鮭は美肌作りに欠かせない食材として、
大変重要な役割を果たします。
また、
鮭には眼精疲労や肩こりの
改善にも効果があり、
これらの不調に悩んでいる方にはとても有益です。
さらに、鮭に含まれるオメガ-3脂肪酸は、
動脈硬化や高血圧の予防にも役立ち、
血糖値を下げる働きもあるため、
糖尿病の予防にも寄与します。
これらの健康効果は、
鮭を定期的に摂取することで、
心身のコンディションを維持するのに
非常に役立ちます。