日々の生活習慣を少し見直すだけで、
たるみはスッキリできます。
90代の現役美容家・
小林照子(こばやし・てるこ)さんに、
ながらやすきま時間でできる、
一生もののたるみ解消の知恵を教わります!
こばやし・てるこ1935(昭和10)年生まれ。
美容研究家。コーセーで美容の研究・普及に携わり、
91年、美・ファイン研究所を設立。
94年にフロムハンドメイクアップアカデミー、
2010年に青山ビューティ学院高等部を創設。
89歳とは思えない若々しさの美容家、
小林照子さん。
「若い頃、メイクアップアーティスト
になるために学んでいた際、
子どもから高齢者まで、
年代ごとに体はたるんでいくという
絵を描かされたんです。
多くの人がそうならないよう、
美容の仕事を続けてきたと思います」
と言います。
「体と顔のたるみ防止に重要なのは、
“意識”。
自分の体や皮膚は、
ものすごい能力を持っていることに
気付くことです。
皮膚と脳はつながっていて、
意識をすれば改善できる。義務感でなく、
“やってみよう”と自然に
日常生活に取り入れられたら、
スッキリした心身に変わっていきますよ」
化粧を落とす際、
クレンジングクリームをぬったら蒸しタオルを
当てるだけで、
血流アップ。
むくみ防止にも。
ホットタオルで温めて、
クレンジングクリームを拭き取ったら、
美容液で栄養を与え、
化粧水で引き締めましょう。
普段歩くとき、階段を上がるとき、
“吐く”呼吸を意識するだけで、
腹筋にも効きます。
歩くときは「フッフー」と2回、
階段を上がるときは「フッフッフー」と
3回“吐く”呼吸を意識しているそう。
マッサージが面倒なときは、
頬をつねるだけでも、
顔の毛細血管に刺激を与え、
むくみやよどみ防止に。
家事や仕事の合間に、気付いたら、
“頬をつねって、離す”を習慣に。
簡単で、続けやすい!
顔のたるみ防止に“頭皮”は重要。
毎日のシャンプーの際、
両手で頭を包み、
指の腹で円を描くだけ。
シャンプー以外でも、
気が付いたときに頭皮を触って、
「今日は硬いな」と感じたら、マッサージを。
「いー」と言ってから、人と会う、
電話に出るなどを習慣にすると、
口元のたるみ防止になります。
口角を上げる“口角挙筋”を意識して、
「きょきんちゃん、こんにちは!」
という気持ちで「いー」と言っているそう。
新しい人に会う、
おしゃれをして食事に行く
といった機会があると、
心もシャンとしてハリが生まれます。
誰かと会うという刺激があると、
表情筋も使います。
積極的に外へ出る機会をつくりましょう。
<参考:美容家・小林照子>
1喧嘩はするな、2意地悪はするな、3過去をくよくよするな、4先を見通して暮らせよ、5困っている人を助けよ、
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Rupan by サロンディレクターNao
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