なぜ「ぶら下がり」を
進化させたのか?
コウモリは飛んでいないとき、
洞窟の天井や木々、
橋の裏側などにぶら下がっていることがほとんど。
睡眠時もその状態で眠りにつきます。
なぜこのような姿勢をとるようになったのでしょうか?
コウモリは私たちと同じ哺乳類であり、
今から約5000万年前に進化しました。
「コウモリは地上を歩く哺乳類から
飛行する哺乳類へと進化する過程で、
ムササビのように滑空することから
始めました」とホホフ氏はいいます。
現代のコウモリの祖先は地上から高い木に登り、
木と木の間の短い距離を滑空して移動し始めたのです。
この過程でまず、
垂直な木を登るための強い四肢が進化しました。
そして滑空を繰り返すうちに腕が翼へと進化し、
長距離を自力飛行できる唯一の哺乳類となります。

同じ飛行能力を持つ鳥類は
骨の構造が中空になっています。
この構造は軽量化のために進化したものです。
骨の中が空洞で、
そこに空気が入ることで、
鳥の飛行に必要な軽量化と効率的な
酸素供給が可能になりました。
これにより、
鳥は空を飛ぶ際に必要なエネルギーを
最小限に抑えることが可能ですし、
地上からでも上方向に飛び上がることが
できるようになったのです。
ところがコウモリは他の哺乳類と同じく、
中空の骨を持っていないため、
飛行中に十分な揚力を得ることができません。
地上から直接飛び立つのは効率が悪いのです。
そこでコウモリたちは最初から高い位置にいて、
そこから下方向に落下する形で
飛び始めるのがベストとなりました。
落下するときは当然、
頭から下に向かいますから、
この形を取り続けた結果、
ぶら下がり姿勢が彼らの
スタンダードになったと考えられています。

これに関してコウモリは垂直な樹木を
上るための強い筋肉やかぎ爪、
腱を進化させているため、
難なくぶら下がり姿勢を保つことができます。
コウモリはぶら下がる場所を見つけると、
かぎ爪を開いてそれを引っかけ、
筋肉や腱を使って固定しておきます。
まるでフックをかけておくように
しっかりとロックされるので、
眠っていても外れることはありません。
なので、
ぶら下がった状態でも体を
リラックスさせることができます。
<参考: >
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao