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2025/1/31

200万年間も 「雨が降りっぱなしだった時代」 が地球に存在した!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

200万年間も

「雨が降りっぱなしだった時代」

が地球に存在した!

 
 

 

”恵みの雨”とはいいますが、

雨が何日も降り続くと、

心がどんよりしてきますよね。

 

 

しかし今日の地球で雨が続くといっても

数日くらいのもの、

梅雨や雨季も大体1〜2カ月ほどです。

 

 

「十分長いよ」と物申したくなるでしょうが、

それは贅沢な悩みなのかもしれません。

 

 

なぜなら地球にはかつて

200万年間も雨が降りっぱなしの

時期があったのですから。

 

 

これは「カーニアン多雨事象

(Carnian Pluvial Episode:CPE)」

と呼ばれるイベントです。

 

 

カーニアン多雨事象は自然の

生態系をガラリと変え、

新たな支配者の誕生をもたらしました。

 

 

今回はその”雨の時代”の秘密に迫ってみましょう。

  

 
「雨の時代」
 
 

カーニアン多雨事象が起きたのは

約2億3400万〜2億3200万年前の

三畳紀後期のことです。

 

 

三畳紀の地球はそれ以前のペルム紀に引き続いて、

かなり高温で乾燥した環境にありました。

 

 

当時、地球上の大陸は今みたいに

バラバラには分かれてはおらず、

一つに固まって超大陸を形成していました。

 

 

これを「パンゲア大陸」と呼びます。

 

パンゲア大陸を取り囲む巨大な海は

「パンサラッサ海」と呼ばれ、

 

パンゲア大陸の沿岸部には

降雨をもたらしていました。

 

 

しかし沿岸部を除くと、

広大無辺な内陸部では雨がほとんど降っておらず、

高温で乾燥した気候が続いていたのです。

 

 

パンゲア大陸はその後、

約1億8000万年前のジュラ紀になってから、

北はローラシア大陸、

南はゴンドワナ大陸へと分裂していきます。

 

 

地質学者たちはその時代になるまで

大陸の高温乾燥状態は続いていたと考えていました。

 

 

 

画像
ペルム紀〜三畳紀に
存在したパンゲア大陸
 
 
 
 
 
新たな事実が見つかります。
 
 

イギリスの地質学者がヨーロッパに分布する

泥土岩「コイパー地層」において、

 

約2億3400万年〜2億3200万年前の

地層に驚くべき発見をしました。

 

 

その時代の地層には、

川で見つかる礫岩や湖に特有の堆積物、

沼地の痕跡が密集していたのです。

 

 

さらに2000年代初めにはその発見に続いて、

アメリカや中国、イタリアでも同じ時代に川や湖、

沼地ができていた証拠が続々と発見されました。

 

 

これらの証拠は三畳紀の後期に

長い長い雨が降り続いて、

パンゲア大陸が湿潤な環境になっていた

ことを物語っていたのです。

 

 

このことから約2億3400万年〜2億3200万年前に

起きた”雨の時代”が

「カーニアン多雨事象(※)」

と名付けられました。

 

 

(※ カーニアンとは、

約2億5190万〜2億130万年前に相当する

三畳紀をさらに細かく区分した時代のことで、

約2億3400万年〜2億3200万年前にあたります)

 

 

つまり、

地球にはかつて200万年もの間、

雨が断続的に降り続けていた時代が

確かにあったのです。

 

 

そしてカーニアン多雨事象は

自然の生態系を大きく変えて、

新たな支配者の誕生を促しました。

 

 

 

雨季による「新たな支配者」

の誕生!

 
 

高温で乾燥した場所で生き続けるのは、

生物にとって困難です。

 

 

とはいえ、

止まない雨も生物には致命的だったようです。

 

 

この時代、カーニアン多雨事象によって

大量絶滅が発生したことが明らかになっています。

 

 

その最大の被害を受けたのは

意外にも海の生き物たちでした。

 

 

三畳紀後期に200万年もの雨季が続いたことで、

陸地には巨大な川がいくつも形成されましたが、

 

その川を通じて土壌にある大量の

栄養素が海へと流入します。

 

 

これにより海洋環境の富栄養素化

(栄養素が過剰に多くなること)が起こり、

プランクトンが大量発生。

 

 

そしてプランクトンが激増したことで

海中の酸素が大量に消費され、

海水の溶存酸素量が激減し、

海洋生物たちがどんどん死滅していったのです。

 

 

硬骨魚類からアンモナイト、

タラトサウルスといった

大型の海洋爬虫類までもが

絶滅に追い込まれ、

 

 

この200万年間で35%もの

海洋生物が姿を消したとされています。

 

 

 

画像

大量の海洋生物が死滅

 
 
 
 
長い長い雨は陸上に
 
新たな支配者を誕生させました。
 
 

それが「恐竜」です。

 

 

これ以前のパンゲア大陸では、

爬虫類のリンコサウルスから単弓類の

ディキノドンといった小型の四肢動物たちが

主な支配者として君臨していました。

 

 

恐竜も誕生こそしていましたが、

その割合は生物全体の5%ほどで、

少数派の種でした。

 

 

しかしカーニアン多雨事象により、

パンゲア大陸の植物相が

激変することになります。

 

 

高温乾燥の時代には背の低い草木が

まばらに生えた植物相をしていたのですが、

 

降水量が一気にドン!と増えたことで、

針葉樹やソテツ類などの背の高い大きな

樹木が鬱蒼(うっそう)と繁り始めたのです。

 

 

 

これらの樹木は葉っぱや幹が

大きくて丈夫だったせいか、

 

顎の弱いリンコサウルスやディキノドンは

硬い植物をしっかり噛めず、

 

消化もできなかったため、

どんどん死んでいったのです。

 

 

また彼らは背の高い樹木の葉っぱに届かず、

満足に食糧にありつくことができませんでした。

 

 

しかしその中で頑丈な歯や顎を持っていた

恐竜たちはこの植物相にうまく

適応することができました。

 

 

彼らは後ろ足で垂直に立ち上がることもできたので、

背の高い樹木の葉っぱも難なく食べられたのです。

 

 

こうして陸上の支配者は一挙に恐竜へと代わり、

 

その後、

約6600万年前に巨大隕石が落ちるまで

恐竜の時代が続くことになります。

 

 

では最後に、

カーニアン多雨事象は

何が原因で起こったのでしょうか?

 

 

 

なぜ急に雨が降り始めたのか?

 
 

それまで高温乾燥していた地球に、

なぜ突如として雨が降り始めたのか?

 

 

これは長年にわたって

研究者たちの議論が続いており、

いまだに完全な決着はついていません。

 

 

しかし現時点で最も有力な仮説は

火山活動」によるものとされています。

 

 

これまでの研究で、

三畳紀後期に、

 

パンゲア大陸を取り巻く

パンサラッサ海の一部で

大規模な火山活動が

発生していた証拠が見つかりました。

 

 

これらの地質学的な証拠は、

その後の大陸移動によって、

現在のカナダ西部と日本〜極東ロシアへと

移動しています(下図を参照)。

 

 

 

画像

火山活動が雨季を引き起こした可能性

 

 
 
莫大な量の温室効果ガスが
 
大気中に排出されます。
 
 
 

これは当然ながら地球の温暖化を

引き起こしたでしょう。

 

 

そして地球が熱くなった結果、

水の蒸発が各地で活発になり、

巨大な雨雲がパンサラッサ海から大量に発生。

 

 

それが200万年間も続くカーニアン多雨事象を

引き起こすに至ったと考えられているのです。

 

 

しかし200万年も雨が続いている

世界とは一体どのような光景だったのでしょう?

 

 

もしそこに私たちがいたらかなり憂鬱な気持ちで

暮らすことになったかもしれませんが、

 

進化史的にはカーニアン多雨事象のおかげで

恐竜が繁栄し、

 

さらにその陰で哺乳類の

台頭もほぼ同時に起こりました。

 

 

長い長い雨の時代がなければ、

私たち人類の誕生も

あり得なかったかもしれません。

 

  

<参考: 大石航樹> 

 

 
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