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2024/12/16
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水や氷の粒からできている 「雲」の謎。 なぜ、 空から落ちてこないのか? |
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水や氷の粒からできている「雲」の謎。なぜ、空から落ちてこないのか?
どれだけ知っている?
うまく説明できないことがありますよね。
例えば、 「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」 「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
「理系雑学」をご紹介します。
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、 地球上で成立した大自然や気候、
動植物、資源など、 地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、 私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、 じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません。
水や氷の粒からできている「雲」は、なぜ空に浮かんでいられるの?
水や氷の粒といった雲粒からできているはずなのに、
なぜ空中に浮かんでいることができるのか。
この謎に頭を悩ませていたのは、 なにも現代に生きる我々だけではないようだ。
ハレー彗星の軌道計算などで知られている、 イギリスの天文学者エドモンド・ハレーもその一人。
ハレーは1691年に発表した論文で、 雲が落ちてこない理由を、
「水の原子が熱によって膨張し、 泡になることで、 空気よりも軽くなることから上昇する」と説明している。
現在では熱で原子が膨張することは ないことは常識になっている。
ハレーが生きていた当時、
原子や分子の性質がまだ明らかに なっていなかったことを考えると、
このように認識したとしても無理はない。
事実、 その時代の多くの人々にも、 ハレーの説明は受け入れられた。
なぜ雲が落ちてこないのかというと、 じつは雲粒は落下しているのだ。
ところが、 あまりにもゆっくりと落下しているために、 人間の目では観測することができないのである。
雲粒の直径は約0.02ミリメートルで、 その落下速度は秒速約1センチメートル。 つまり、 雲の高さを1000メートルとすると、 地上に落下するまでに28時間近くかかる計算になる。 そして、 実際に雲粒が地上に落ちてくることはない。 あまりにも小さいため、 落下するあいだに蒸発してしまうか、 あるいは、 いちばん小さな雨粒の1000分の1くらいの 重さしかないことから、 雲の下に発生する上昇気流によって、 再び上空へと吹き上げられてしまうのだ。 |
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