ヘアアイロンで一束ずつ巻くだけ!
華組・一色華菜子さんの
「くせ毛風ボブ」の作り方を大公開!
アラフィーをきれいに見せるヘアスタイルといえば、
やっぱりショートボブ。
そのショートボブに自然なのに
絶妙なニュアンスを与えることで、
いきいき印象をより強調していて素敵!
と評判なのが、
華組・一色華菜子さんの「くせ毛風ボブ」。
そこで、
一色さんに「くせ毛風ボブ」の作り方を伺ってみました。
「実は地毛が超直毛」(!)という一色さんの毛先に、
生命感あふれるふわふわとした
〝遊び”を作るために使用するのは、
カール用のヘアアイロンだけ。
しかも、髪の毛を束に分けて、巻いていくだけだから
難しいテクニックは必要なし!
軽やかな夏ヘアスタイリングのご参考に、
ぜひ!
一色華菜子
きめすぎないのに印象的。
これが一色流「くせ毛風ボブ」!
「モデルの亜希さんのような、
ふわふわと空気感のあるくせ毛のヘアスタイルに憧れて、
パーマをかけてみたりもしたのですが、
地毛が“ワカメちゃん”のような(笑)超・直毛なもので、
思うように癖づかず…。
ならば、自分で巻いてみようと
思い立ったのがこのスタイルの始まりです。
髪を少しずつ束にして、
カール用のヘアアイロンでラフに巻くだけ、
という難しいテクニックいらずの楽ちんスタイリングなので、
いくつかのちょっとしたコツだけつかめば、
誰でも、くせ毛風のボブスタイルが楽しめます!」
そのちょっとしたコツを以下に公開します。
一色流「くせ毛風ボブ」の作り方
その①必須アイテム編
「くせ毛風ボブ」
作りに欠かせないのは、この2つ!
①25mmのヘアアイロン
一色さんの「くせ毛風ボブ」
作りに欠かせないヘアアイロンは、
ヴィダルサスーンの25mmのもの。
「ヘアアイロンでのスタイリングを試してみようと
思い立ってすぐに、
家の近くの電気屋さんに見に行って手に入れました。
毛束を細かく巻いていくのにちょうど
良さそうな太さがまずいいな、
と思ったのですが、
100〜180度の間で自由に温度設定できるし、
しかも確か3000円代というコスパの良さも
ポイントでした(笑)。
以来、3年ほど毎日のように使っていますが、
シンプルで使いやすく気に入っています」
②スタイリングの前と後、
それぞれのスタイリング剤
オーガニックバーム
オーガニックミルク
オーガニックボタニカルオイル
スタイリング前には、
髪をアイロンの熱から守るためのヘアミルク、
髪を全て巻き終わったあとの仕上げには、
ヘアオイルをそれぞれ使用。
「ヘアミルクはハニーラボのボタニカルオーガニック
「くせ毛風ボブ」
にするための巻き方・解説
①アイロン前に、ヘアミルクをつけ、
髪を熱からガード
ハニーラボのオーガニックのヘアミルクで、
まずはスタイリングの下準備。
「100円玉くらいの量を手に取って、
毛先から髪全体へとなじませます。
毎日のように、
180度もの高温にさらされる髪を
きっちりと守るひと手間で、
スタイリングの完成度も上がります」
②前髪をヘアアイロンで内巻きに
前髪を4~5つくらいの束に分け、
ヘアアイロンで内巻きに巻いていく。
「180度に設定したアイロンで束にした
髪の毛先を挟んだら、
根本から3センチくらいのところまで
一気に巻き上げます。
ひと巻き大体5~10秒で手早く巻くのが、
程よいカールを作るポイントですが、
万一巻きすぎてしまっても、
仕上げの際に手ぐしでよくほぐせば、
いい感じになじむので(笑)、
そこまできっちりと
時間計算しなくても大丈夫です!」
③サイドとヘアは外巻きに
続いてサイドとバックは、外巻きにくるくると。
顔回りは内巻き、それ以外は外巻きにすることで、
より“くせ毛”っぽい自然な動きが出せる。
「サイドもバックも、前髪よりもさらに少量ずつの毛束で、
細かく巻いていきます。
細かければ細かいほど、
くせ毛のようにナチュラルなふんわり感と
毛流れが出るので。
その日の朝の忙しさにもよりますが、
最低、サイドは7~8か所、後ろは6~7か所、巻きます。
巻きの時間は前髪と同じく、
5秒~10秒くらいずつでOK」
④最後に襟足の毛を、しっかり外巻きに
すべて巻き終わったら、仕上げに襟足の毛を、
他のパートよりもしっかり目に外巻きに。こうすることで、
よりスタイルに動きが出る。
「短い襟足の毛はくせが落ちやすいので、
ほかの部分よりも少し長い時間、
アイロンで巻きつけます。15秒くらいかな」
⑤分け目の位置を整える
すべて巻き終わったら、
分け目の位置を整えて、
全体のバランスを最終確認。
「分け目をどこに持ってくるかによって、
仕上がりのイメージも変わるので、
分け目の位置が決まったら、
改めて鏡を見ながらチェックします。
もし、もう少しボリュームが欲しい部分があれば、
そこだけもうひと巻き、ふた巻きすることも」
⑥ヘアオイルをつけて、スタイルを整える
襟足からはじめて、
上へ上へとオイルを伸ばしながら、
毛先をくしゃくしゃと軽くもんで、
スタイルを整えたら完成。
「首回りの毛を浮かせるように意識しながら。
くしゃくしゃと動きをつけていくことで、
全体的に躍動感が出て、
まさにイメージしていた
「くせ毛風」スタイルになれます」
これで完成!
空気感のある、ふんわりスタイルが完成!
「顔回りは内巻き、それ以外は外巻き、
ということさえ守っていれば、ある程度
〝行き当たりばったり”に巻いていっても、
イメージ通りに上がります(笑)。
仕上がりを見て、
もう少し動きをつけたい部分があれば、
そこだけピンポイントに
〝追い巻き”してもすんなりなじむんですよ」
番外編・その日のファッションで、
時にはひとつ結びのアレンジも。
その日着るものによっては、
「くせ毛風」に巻いた後、ひとつ結びに。
「髪の長さによってはまとめきれない部分も
出てくるショートボブの場合、
やはり毛先に動きがある方が、
おしゃれ印象がアップする気がしています。
特に夏に向けてどんどん気温も上がる今の時期は、
涼しげなイメージで過ごせる
まとめ髪によく頼ってしまいます」
一色流・ひとつ結びアレンジのコツ・解説
①前髪をセンターパーツに
上記のように髪全体を「くせ毛風」に巻き付けたら、
前髪の分け目をセンターパートに整える。
「ダウンスタイルと同じく、
まとめ髪も分け目の位置で印象が変わりますが、
よりきりっと見えるセンターパーツが今の気分」
②全体の髪をタイト目に、
襟足の位置で1本にまとめる
両手で髪の毛をなでつけながら、
後ろに持っていき、襟足の高さでひとつにまとめる。
「ここでなるべくタイトにまとめるほうが、
その後の仕上げがきれいにきまります。
髪の長さによっては結びきれない
部分も出てきますが、
そこはおろしたままにして、
最後の仕上げの時に“なじませ技”を使います」
③結び目を持ったまま、
後頭部から毛束を引き出す
②でまとめた髪の結び目を握ったまま、
後頭部から上に向かって毛束を引き出し、
トップ部分にボリュームを出す。
「最初にタイトにまとめておくと、
毛束を引き出してボリュームを持たせた
後頭部のふんわり感がより際立ちます。
頭の形もよく見えますよね」
④結びきれなかった襟足の毛を
アイロンでひと巻き
最後に、結びきれなかった襟足の短い毛を
アイロンで外巻きに癖づける“なじませ技”を。
「はみ出た毛先に遊びをつけることで、
ひとつ結びにした髪の毛先との一体感が生まれて、
スタイル全体のまとまりがよくなります」
これで完成!
結びきれなかった襟足の短い髪も、
アイロンで外巻きに巻いたことで、
こなれた印象のハーフアップスタイルに。
「最近、髪をまた少し短くしたので、
しばらくはこのふんわり外はね毛先の
ハーフアップスタイルになりそうですが、
髪がのびてきたら、
またちょっと印象の違う
まとめ髪ができそうで楽しみです」
<参考:>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao