10分体を動かすだけで
疲れが消えていく
「究極のエクササイズ」
一説によると、「疲れる」は「憑かれる」、
つまり何者かに取り憑かれて身体が
重くなることに由来するという。
憑き物を落とすために必要なコツ―
最新研究からそれが次々と明らかになってきた。
IAP呼吸法の実践方法
そこで意識したいのが、
静かに長く呼吸をすること。
疲れを取るために近年注目されているのが
「IAP呼吸法」と呼ばれる秘術だ。
これは、「Intra-Abdominal Pressure」の略で、
日本語では、腹圧呼吸と呼ばれている。
「腹式呼吸」とは異なる点がポイントだ。
山田氏が続ける。
「腹式呼吸は息を吐き出したときに
お腹が引っ込んでしまうので、
体勢が安定せず変わってしまう。
一方、
IAP呼吸法は、
お腹に圧力をかけたまま行うので、
体勢が維持され、
身体への負担も少ないのです」
IAP呼吸法の具体的なやり方については、
上の図も参考にしながら実践してみてほしい。
10分エクササイズに挑戦!
深く長い呼吸法をマスターしたら、
いよいよエクササイズに挑戦しよう。
10分でできる簡単なものでも効果が十分に見込める。
ここで大切にしたいのが「機能運動性」という考え方だ。
前出の仲野氏が解説する。
「機能運動性とは、
関節が柔軟に動き、筋肉が強く安定しており、
身体全体のバランスも保たれ、
思い通りに身体を動かせる能力のことです。
機能運動性を高められれば、
自由に身体を動かせるので、
何歳も若返ったように感じますし、
代謝が良くなり、疲れにくい
"究極の身体"を手に入れることができます」
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逆に、機能運動性が低いまま生活していると、
慢性的な腰痛や肩こり、
首の痛みにもつながってくる。
「普通に立っている状態でも、
重力に対して筋肉や関節が身体を支えているわけです。
その基本的な機能運動性が失われていくと、
どこかに痛みが出てくる。
この痛みはまさに疲れのサインでもあります」
片足で30秒立てますか?
自身の機能運動性が高いか低いかを確認する
簡単な方法がある。
それが、片足立ちだ。
片足で立ち、
もう一方の足はひざくらいに上げておく。
両足それぞれで30秒間キープできれば、
できないよりも機能運動性が高い状態といえる。
![](https://gendai-m.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/1280m/img_95bd7e302c367cbed6fbec26e6ffe7f61770329.jpg)
運動というとついつい身構えてしまいがちだが、
まずは10分だけ身体を動かすことから始めよう。
<参考:>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao