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<特別授業>
「パラベン」「フェノキシエタノール」;
つて良くないものなの?
安全性は高いと言われています。でも・・・
「パラベン」「フェノキシエタノール」などの成分は、
「防腐剤」であり、
薬事法
(医薬品・医薬部外品・化粧品などに関する法律)の中で、
配合量の制限が設けられています。
つまり、
その制限の範囲以内であれば
安全であるとされているのです。
しかし、
その配合量を守らなければ
私たちの身体に影響を及ぼす
可能性がある成分である
ということでもあります。
ここ最近では・・・
「パラベン」という成分は、
以前、国が表示義務を定めていた
「表示指定成分」の中の1つでもある為、
防腐剤として敬遠されがちで、
最近では「表示指定成分」ではない
「フェノキシエタノール」の方が、
「天然」「無添加」と謳っている商品に
非常に多く配合されているようです。
しかしながら「フェノキシエタノール」も
配合量の制限がある
成分であるということに変わりありません。
防腐剤は、
品質保持の為には必要なものですが、
そういった成分であることも頭に入れておきましょう。
[表示指定成分]
現在、
化粧品やシャンプーなどは
配合成分全てを表示しなければ
ならな義務がありますが、
以前は、
国が表示しなければならないと
定めている「アレルギーや皮膚トラブルの
可能性のある102種類の成分」を表示すれば、
あとは何が入っているのかを表示しなくても
よかったのです。
その、
国が表示しなければならないと定めた
アレルギーや皮膚トラブル
の可能性のある102種類の成分を
表示指定成分と言っていました。
※現在では「旧表示指定成分」と言っています。
配合量を守っていればぼくたち
人間には害が無いかもしれないなど、
シャンプーが流れていった先の
地球環境にはどうなんだろう・・・?
光触媒(トリニティー)を加えるなどして、
地球に対する愛も忘れずに!!
最近では
「パラベン」「フェノキシエタノール」などの防腐剤を
使用せず、
植物由来などの成分で防腐効果を持たせている
商品もありますので、
シャンプーなどを選ぶ際は、
1つのポイントとしてチックしてみてください!!
よく使用されている防腐剤(配合制限がある成分)
●安息香酸
●安息香酸塩類
●パラオキシ安息香酸(パラベン)
●フェノキシエタノール・・・etc
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<特別授業>
「雲脂」「頭垢」
この2つは、なんと読むのでしょう?
答えは「フケ」です。
フケにまつわるこんな質問を取り上げます。
Q:フケは、みんな出ているってホント?
A:本当です。
そもそも皮膚には、
新しい細胞が作られる➡
少しずつ形を変えながら
角質層へと押し上げられる➡
垢となり自然と剝がれ落ちる
というサイクルがあり、
健康な皮膚の場合、
28日周期で繰り返されます。
つまり、
最終的に垢となり自然と剝がれ落ちるのが
「フケ」であり、
誰にでもある自然なことなのです。
☆基底層で作られた細胞は徐々に
上の層へと押し上げられ、
2週間ほどで角質層までたどり着きます。
☆ さらに2週間ほどで角質層の
1番外側で役目を終え、
自然と剝がれ落ちていきます。
頭皮に異常が起こると頭皮を守る為に
どんどん角層が硬くなって、
剝がれ落ちにくくなるんだよ。
そしてその後、
また新しい細胞が出てくることによって
押し上げられ、
剝がれ落ちにくかった
角質が固まって剝がれ落ちていくんだよ!
頭皮が正常な状態ならば、
シャンプーの時に自然と垢として
流れていくので、
特別気になるということはありませんが、
もしも頭皮に何らかの異常が起こっている場合は、
大きかったり、
脂っぽかったりするので目立ちます。
「フケが目立つ」というのは、
頭皮の異常を知らせる
サインです!
乾燥・食事のバランス・睡眠不足・
ストレス・シャンプーが
合っていない・・・
などなどの様々な原因が考えられますので、
フケが気になったら、
まずは日々の生活を見直してみましょう。
<特別授業>
コンディショナーは、
油膜をつくり頭皮の呼吸をさまたげる
からあまり良くない。
という話を聞いたことがあります。
これって本当ですか?
よくないというわけではありません。
この質問からすると、
なんだかコンディショナー全てが
”よくないもの”のような感じを受けますが、
ポイントは成分にあります。
これまでもお話ししたことがあったかと思いますが、
”生分解性があるのかどうか”
これが重要なのです。
「生分解性」とは、
微生物によって分解される性質のことで、
たとえば、
生分解性が無い成分を
皮膚につけて放っておくと、
ずっとお肌に残ってしまい、
質問でもあったような、
皮膚呼吸をさまたげてしまう可能性があるのです。
つまり、
コンディショナー全てが良くない
ということではなく、
生分解性が無い成分
(例えば、石油系など)を配合した
コンディショナーが頭皮にとって
よくない影響を及ぼす
可能性があるということなのです。
生分解性が無い成分配合の
コンディショナーを使用する➡
キレイに洗い落とせなかった
生分解性の無い成分が
頭皮や毛穴に残り続ける➡ 酸化
油分というと、
あまりいいイメージはない気がするけど、
頭皮にはある程度の油分が必要なんだよね!
水分と油分があってこそ、
頭皮の健康は保たれるんだ!
最近では、
酸化しにくい天然由来成分(ホホバ油など)
が配合されているものもあるのでチェックしてみてね!
頭皮や毛穴に生分解性の無い成分が残り続けることで
最も怖いのは、実は[酸化]です。
私たちは人間の体においても[酸化]は大敵ですよね。
もちろん頭皮も同じです。
生分解性の無い石油系の成分は、
酸化しやすいと考えられますので、
しっかり成分のチェックをしましょう。
ご質問、お問い合わせは
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