有名なことわざに教えられる人生論
「急がば回れ」
急いでいるときつい慌ててしまい失敗。
結局やり直して余計に時間がかかって しまった経験は誰にでもあるものです。
車の事故などになると 「これも経験」などとは言ってられません。
何につけ早さが求められる時代ですが、 もう少しゆっくり生きてもいいのでは ないでしょうか。
これに似ているもので 「残り物には福がある」という ことわざもあります。
実際に検証したわけではありませんが、
例えば素早く判断んしたマンションの 物件。
少ししたらもっと良い物件が出てきたなんて いうことはあり得る話です。
待ち過ぎて機を逃してもダメですが、 早まり過ぎても良くない。
バランスが難しいのですね。
しかし事故だけには気をつけたいものです。
「猫に小判」
これも有名なことわざですが、 別に猫に該当する立場の人を 馬鹿にした意味ではないと思います。
その人に必要な情報や環境が必要だということで、 つまりは適材適所。
どんなに崇高な教えも、 あるいは専門知識も、 その人が興味を持たなければ 意味がないということです。
まさに馬の耳に念仏です。
人の価値観とは実に様々ですから、 それらを統一させようとすること 自体が無理なのです。
そういった意味では地球は 狭すぎるのかもしれません。
78億人もの人々が違う価値観を持って 生きているわけですから、
本当はもっと広くなければいけない のかも?
と思うのです。
「猿も木から落ちる」
人生に失敗は付きものです。
どんな達人も失敗することはあります。
そう思っていれば自分の失敗など 当たり前です。
そしてこれにはもう一つ意味がある ように思えます。
それは「慣れた事こそ、むしろ失敗することが あるから気をつけろ」という意味です。
日常生活の中でも、 なんでこんな簡単な失敗を してしまったのか?
ということがあります。
単純なことだからこそ悔しいのですが、 そこにこそ危険は潜んでいます。
サルは木登りが得意だからこそ、 油断して落ちたのでしょう。
「金持ちケンカせず」
お腹がすいてくると誰でもイライラ してくるものです。
人間は自分の欲求が満たされていないと 攻撃的になるのでしょう。
環境が整っていれば、 生活が安定していれば誰でも 安らかな気持ちになれることは 間違いありません。
このことわざは「金持ちはケンカなど しないから、金持ちになりたければ ケンカなどしてはいけない」
という戒めなのでしょう。
確かにその通りだと思います。
庶民の私ですがジャーナルという 仕事柄、
いわゆる財閥と言われるお金持ちの 方々とお話する機会が何度かありました。
そこで感じたのは皆さん余裕が あるということ。
経済的に余裕があるから当たり前なのかも しれませんが、
やはりそのゆとりには羨ましいものがあります。
それにしても、 お金あるなしに関係なく精神的ゆとりは 持っていたいものです。
「逆も真なり」
自分の考えが常に正しいとは限りません。
人間はそこまで正確ではないし、 知らない事の方が多くあるということです。
それんなのに人間はすぐに自惚れて しまいます。
一つ成功したらもう有頂天です。
そんな時に役立つのが、 このことわざでしょう。
例えば、 ある大型チェーン飲食店を展開する 社長さんは、
あえて週一日は現場に立ち、 アルバイトがするような皿洗いを しているそうです。
それは現場目線を忘れてはいけないという 気持ちからですが、
そういった真逆の発想にこそ、 新しく開ける道があるのだと思います。
行き詰まった時、 逆の発想で乗り切れることは 往々にしてあるものです。
結果的に他人が言った事の方が 正解ということもあります。
自分の考えに固執することなく、 柔軟に多方面から考える 必要があります。
「犬も歩けば棒に当たる」
どんな人でも何かしらの障壁に出くわす ものですね。
一生何もなく平和に過ごせる人 はいないでしょう。
それがこの世なのです。
ところで、 もう一つ注目したいのが、
犬も歩けば棒に当たるの棒は 何を意味するのか?
ということ。
決して穴に落ちるとか、 オオカミに出くわすわけではないのです。
この棒、つまりはちょつとした ”つまづき”というイメージです。
人生一度や二度は確かに大きな ピンチにも出くわします。
しかし、大きなピンチが連日のように 続く人はなかなかいません。
要するに私たちが気にしている 日常生活の大半は小さなこと。
犬が棒に当たる程度の事だということです。
小さな脳と書いて悩みです。
そのほとんどはどうにかなる問題であって、 実は悩む必要のない事なのです。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、
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Rupan by サロンディレクターNao
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