人間の不可思議な心理4つ
その「「思い」には 理由があった
人間の心理とは不思議です。
同じ事でも状況によって違く見え、
相手によっても対応が変わります。
また日によってテンションが高かったり、
嫌な事でも頑張ったりします。
さらに無意味と思われるようなことに 時間を裂いたり、
考えても仕方のない事を考えてしまったり・・
人間とは非合理な生き物だとも言えます。
今回はそんな不可思議な私たちの心理に ついて
考えてみたいと思います。
1,逆のことを欲しがる心理(ミラー現象)
昼食にAランチを注文した後に、 やっぱりBランチの方が良かったと 思ったことはありませんか、
また人がとってもいい話をしているのを 聞いて
「言っていることはわかるけど、 現実は甘くないよね」と
反論したくなったことはありませんか、
これらはミラー現象といって、 反対の状況を欲しがる心理作用なのです。
なぜ人間はこのような能力が備わって いるのでしょうか。
それはバランスを取るためです。
車で言うならアクセルとブレーキのようなもので、 逆の作用をする2つの能力があるからこそ、
バランスが取れて安定した行動が採れるのです。
集団としてみた場合でも、
リーダーシップをもって積極的に働く人と 人任せにする消極的な人とかがいるからこそ、
争いも少なくバランスが取れているわけです。
性格的にもポジティブな人とネガティブな 人とがいるからこそ、
成り立っている面は多くあります。
「無い物ねだり」という言葉があるように、 人は常に逆の物に魅力を感じるように できているようです。
2,物事を追及し過ぎる心理(エスカレーション)
例えば歯磨きをする時に始める前は 「面倒くさい」と思っていたのに、
いざ始めてみると「もうすこし、もうすこし・・」 と止まらなくなってしまった事はありませんか、
投資やギャンブルなどでも、 程良いところでやめておけばいいものを 欲を出してしまい失敗するといったことは あるはずです。
こういったエスカレーションは 生活の至るところに存在し、
仕事の面でも 「もっと利益を!もっと正確に!」 と要求され、
過労死の原因になったりしています。
もはや日本全体がエスカレーションの 渦に飲まれているといってもいいでしょう。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という 言葉がありますが。
何でも、 やり過ぎは良くないということです。
3,怖いもの・破壊に関心を示す心理
人にはなぜか「怖いもの見たさ」 という非合理的な心理が備わっています。
分かりやすいのは幽霊ですが、 幽霊を見ても生活になんの役にも立ちませんし、
なんの得にもならないのですが、 何故か見てみたい、
聞いてみたいと思うものです。
これは未知なるものへの探求心もありますが、 幽霊という刺激的なものへの高揚、
自分よりダメな物を見て優越感に 浸りたいという心理が働いているもの と思われます。
また恐いものに関心がないという人でも、 例えばビルの解体作業で大きなビルが
音を立てて崩れていくのを見て、
圧巻だと思ってしまうのではないでしょうか。
ちなみに、 地球最後の瞬間を見てみたいとは思いませんか。
人類がいつ滅亡するかは別として、 地球が太陽に飲み込まれるのは
50億年後ということですから、 その瞬間は見てみたいと思うでしょう。
人には創造を求める気持ちもありますが、 同時に破壊を欲する心理もあるわけです。
4,小さいことを気にする心理(スモール現象)
戦争をなくしたり、 地球環境をキレイにすることは言うまでもなく 大切なことです。
しかしながら自分の腹の調子が悪いと、 どうしてもそれが気になって仕方がないのも 人間の性でしょう。
腹の調子が悪いどころか、 人によってはヘアスタイルが気になったり ネイルが気になったり、
メガネの汚れが気になったりして 一日が過ぎていく人もいることでしょう。
これは別におかしいことではなくて、 誰にでもある当然の心理と言えます。
ただ小さい事ばかり気にしていると 生活がしづらくなりますし、
それが原因で人とのトラブルに発展 することもあるので注意が必要です。
小さいことにこだわると、 だいたい争いが起きます。
戦争にしても初めは小さな揉め事が原因でしょう。
その火種が大きくなって最悪、 世界大戦まで発展したこともあります。
しかしながら、 小さい事から大きな事は生み出されます。
電気の発明も文明の発明も初めは 小さなところからでしょう。
宇宙さえも初めは1mm以下の小さな 粒から始まったのです。
こう考えると 小さい事には実は大きな意味が 含まれており、
心理も兼ね備えていると言えます。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、
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Rupan by サロンディレクターNao
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