ポジティブとネガティブについて考える。
確証の無い未来をどうとらえていくか
人生に確証をもって生きている人は いません。
たとえ事業に成功し財を成している人でも 明日、
病気になるかもしれないし、
健康に自信がある人でも 事故に遭うかもしれない。
もっと言ってしまえば、 大地震が来て被災するかも しれないのです。
そこで ポジティブ・ネガティブの 考え方が出てくるのですが、
上記のような 「確証の無い未来」に対して どう思うか?
で行動が変わってくるわけです。
大地震で言うとポジティブな人は 「大丈夫来てから考えよう」と思い 準備をしません。
そして 毎日を気楽に過ごします。
ネガティブな人は 「きっと大地震は来るだろう」 と考え準備をします。
そして思い悩むかもしれません。
どちらにしてもメリット・デメリットは あります。
ただ極端なポジティブ、 極端なネガティブには デメリットしかありません。
台風や災害はこれからも 起こるわけですから。
それに備える必要はありますが、
「もうすぐ第三次世界大戦が始まる」 と考え寝込むのは違うでしょう。
仏教でいう所の中庸(ちゅうよう) のように、
ちょうど良いバランスを 保つことが大切なのです。
コップに半分入った水をどう見るか?
コップに半分入った水を見て 「半分しか入っていない」と見るか、
「半分も入っている」と見るかで 気分はかなり変わってきます。
事実は一つなのですが、
捉え方で人生観は変わってきます。
結婚するしかないかも、
最近は独身貴族などと呼ばれて 「独身は自由で楽だ」と言われています。
いいか悪いかは別として、
離婚してもバツ1、バツ2と呼ばれて、
まるでステイタスのようです。
しかしながらこれらもある意味 ポジティブな発想の表れかもしれません。
昔だったら独身にせよ、 離婚にせよ、
あまり良いイメージはなく人さまには 言いにくい事でした。
それがこうした前向きの言葉が 誕生することによって、
堂々と言えるようになったのは 良いことだと思います。
同じ事実でも捉え方によって 印象が変わる。
その後の展開が変わるのであれば、 もちろんポジティブな方がいいわけです。
なぜ飛行機に乗れるのか?
ところで私たちはなぜ飛行機に 乗れるのでしょうか。
落ちる確率はかなり低いと聞きますが、
無いわけではありません。
それなのになぜ乗れるのか? それはポジティブだからです。
「落ちるかもしれないが、 その確率は非常に低い。 おそらく大丈夫だろう。 いや大丈夫だ」。
考えてみれば非常にポジティブです。
逆に悪い事ばかり考えてしまい 飛行機に乗れない人もいるでしょう。
このようにポジティブだからできて、 ネガティブだからできない事は 多くあると思います。
実際にどうなるかよりも、
とりあえずやっみるという ポジティブ思考は大事でしょう。
ポジティブの方が生きやすい
大きなミスにさえ気をつければ、 ポジティブは生きていき上で 非常に大事な思考になります。
また人間とは油断すると ネガティブになりやすいため、
意識してポジティブを 心がける必要があります。
気球を浮かべるには、 かなりの熱量で空気を 熱さなければなりません。
放っておくと地面に落ちてしまいます。
それと同じように意識して 上げて行かないと、
この世の重力に負けてしまい 精神も落ちてしまうのです。
ネガティブな人は現実的で 正直な人かもしれません。
しかし 荒波のこの世を生きていくには、 それだけでは不十分で
故意的に自分でエンジンを かけなくてはいけないのです。
そう考えるとやはり 「ポジティブの方が生きやすい」
ということになります。
ネガティブな人がポジティブになるには
ポジティブがいいと頭で分かっていても、 ネガティブな人がそう簡単に
ポジティブになれるわけではありません。
それには結構なトレーニングが 必要です。
なぜなら ポジティブとネガティブは 真逆の発想だからです。
白が好きな人が黒を好きになる。
甘いものが好きな人が 辛いものを好きになるくらい真逆です。
身近にいるポジティブな人の 発想を参考にしながら、
真似をしていくと良いです。
そしてとにかく慣れていくことです。
初めは違和感を感じると思いますが、
それがポジティブ、
正解なのです。
長い道のりですが、
これこそが現代版の修行なのです。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
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