自然な心と不自然な心
大切なのはバランス
自然な心とは何でしょうか。
リラックスしている時・・・ 楽しんでいる時・・・ スポーツをしている時・・・
逆に不自然な心とは何でしょう・
嘘をついている床・・・ 緊張している時・・・ 我慢している時・・・
イメージとしては丸い風船があり、 それになんの圧力も加わっていない 状態が自然んであり、
それに何らかの圧力が加わり、 風船が変形している状態が 不自然な心と言われています。
しかしながら社会生活を送るに あたって、
何のストレスもなく生きていくことは 不可能でしょう。
肝心なことは一時的に風船が 変形しても、
いち早く元の状態に戻せる思考の 術を知っているかどうかなのです。
自然な心は激しく活動している
自然な心というと、 いかにも静かでおとなしいイメージが あります。
確かにそうでもありますが、 時には激しく動くこともあります。
自然界を見てください。
海では高潮や台風が発生し、 火山は噴火し雷がなります。
このように自然な心とは穏やかな 時もありますが、
時として激しい動きをしているのです。
また雲の流れのように、 ゆっくりと確実に変化していくもの でもあります。
自然の心は一つではない。
実に色彩に富み、 確実に一歩一歩、 前進していくウェーブ(波)なのです。
自然な心を取り戻す2つの方法
日常生活を送っていると、 どうしても自然な心(ニュートラルな状態) を失いがちです。
そういう時は休むことです。
休息を摂ることで精神状態は 回復し元に戻ります。
しかしそれだけでは不十分だったり 完全に回復するには、 かなり時間がかかったりします。
そこでもう一つ考えられるのが、 歪んでしまった精神状態に
自然な心(思考)をぶつけて 中和する方法です。
心とは思考の連続ですから、 まったくの逆の考えを持つことが できれば、
不自然のスパイラルから抜け出す ことができます。
これはなかなか難しいことですが、 訓練して出来るようにしていくしかありません。
不自然な心は分かりにくい
不自然な心が発生した場合、 例えば切り傷のように、
すぐに痛いと!とか変だ!と異常に 気づけば解決はさやいのでしょうが、
不自然な心は意外に合理的に見えたり、 本人にとっては心地が良かったりするので、
なかなかその問題点に気づかないことが あります。
典型的なのは「私はまだやれる」と 思って懸命に仕事をして過労死して しまう例があります。
また、かんしゃく持ちと言って、 すぐに怒ってしまう人や、
日常行為において著しく異常なことを 欲してしまう性格にも不自然な心は 潜んでいます。
こういったことは、かなり進行してからで ないと本人も気づかないため、 なかなか分かりません。
一生、気づかない場合もあります。
例えば今は少なくなったかもしれませんが、 昔はスパルタ教育などと言って厳しく、
時には暴力もありで教育していくことが 一部、認められていた時代もあります。
今でも相撲界や学校の部活では 陰で行われている場合があります。
これらの教育者や監督たちは 自分の歪んだ心、
不自然な心に気づかづ 「これが教育だ、俺は正しい」と 思い込んでいます。
しかし言うまでもなく、 それは大きな間違いで、 いわゆる”しごき”で人が死んでいる昨今、
こういった人たちは心を入れ替えなくては いけません。
このように不自然な心は一見すると 正しいものに見える場合もあり、
分かりにくいものでもあります。
不自然な心は加速する
人間には許容範囲があるため、 不自然な心を持ったからといって 即座におかしなことになるという ことはありません。
例えば麻薬のように、 1日目は何ともなく、 むしろ爽快で2回3回と使っていくうちに おかしくなっていくようなものです。
これは地球環境にも同じことが言えます。
ビルを1棟2棟、建てたくらいでは 環境は壊されません。
しかしそれが世界に広がり工場も 乱立し、 汚染物質が流されるようになると 問題が発生してくるのです。
そもそも不自然な心は加速する傾向に あります。
森をつぶして都市開発をするとなったら、 大抵は実行されてしまいます。
たいせつなのは、 ここでセーブすることです。
ここまで突っ走ってきたけど「いや、まてよ?」 と少し落ち着いて考えてみることです。
そうすると例えば「なにも森を壊してまで 都市開発することはないのではないか?」
という考えが浮かんでくるわけです。
やる気になるのは良いことですが、 そういう時こそ冷静になって 落ち着くことが大切なのです。
不自然な心は神様の否定につながる
韓国では整形が流行っています。
今や流行という段階を超えてビジネスに おいてのステイタスにもなっていると聞きます。
日本でも整形は多く行われています。 別にそれを否定することはありませんが、
倫理的な観点が問われています。
卵子凍結などもそうです。 卵子を凍結しておいて、 必要な時に取り出し体外受精させる ということらしいですが、 ここまでくると「愛とは何か? それゆえの子供ではないのか?」 と言いたくなります。
これらは自然・不自然でいうと 完全に不自然(人工的)です。
先程も述べたように人間には 許容範囲がありますから、
まだまだこの段階では 弊害は少なく見えますが、
確実に破滅へのカウントダウンは 始まっています。
この調子でいくと、 やがては人間を丸ごと冷凍して 500年後位に解凍して生き返らせると いうSF映画のような世界が実現するでしょう。
それでも「それの何が悪いのだ?」と 分からない人もいるかもしれません。
しかしこれはすでに「この世しかない。 神様などいない。高次元もない」と 言っているのと同じなのです。
「神様に私たちの生き死には任せる。 子供は天からの贈り物」
そういう考えがあれば、 決してこのような暴挙には出ないのです。
このことは、 それを失ってから初めて分かることでも あります。
大切なのはバランス
いろいろ申し上げましたが、 不自然な心がまったく不必要だと 言っているわけではありません。
ちょうど化学物質を ビーワン・トリニティーで中和するように、
バランスを取ることが大切なのです。
一度、 壊された自然を取り戻すには膨大な 時間がかかります。
しかし私たちにはそれだけの 時間がありません。
もう一つの方法として積極的に中和していく、 改善していくという道を選ばなくてはならない のです。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
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