願えば叶うは本当か? 「人の心理と宇宙の真理との駆け引き」
お星さまに願えば願い事は叶う・・・
子供のような話ですが、それには理論的な裏付けがあります。
まず人間とはエネルギーの塊です。
心のエネルギーは無限で潜在意識も含めるとその力は
計り知れません。
そして現実世界も巨大なエネルギー体で、
それは個々の人間たちと、きめ細かにリンクしています。
その原理に従い心で思ったことが宇宙という生命体とリンクして
現実化していく寸法です。
こんなことを言うとだいたい返ってくる答えは
「願っただけで叶うほど現実は甘くない」
「何度も願ってはいるが叶った覚えがない」というのも。
確かにそれは正論。
ただし、それは少し願いというものを誤解しているからかもしれません。
願えば何でもいいというわけではなく、
いくつか気を付けたいポイントがあるのです。
①願う前に心をきれいにしておく
まずは心をきれいにしておくことが必要です。
人を蹴落としたい、あいつがダメになればいいのに・・・
といった邪念はなくしましょう。
もしそういった邪念を持ったまま願ってしまうと悪霊や狐などの
低級霊に心が通じてしまい、あまりよいことはないようです。
②仏神を信じる心を大切に
「神などいない」「すべては俺の実力だ」
などと思っている人の願いは誰もかなえてやろうとは思いません。
ヘリ下ることはありませんが、神様や守護霊的な存在に耳を傾け、
その存在を信じる気持ちが大切です。
もしそういった存在に抵抗を感じるのであれば「宇宙の法則」
と捉えてもよいでしょう。
とにかくそういった存在や法則があるということを
受け入れることが大切です。
③良いも悪いも願いはかなう
願い事はなにも良いことばかりが叶うとは限りません。
悪いことも同じように叶ってしまうのです。
例えば、「あ~僕は駄目な人間だ。一生不幸だ」と思っていると、
それが神様(宇宙の法則)に伝わり現実化します。
そしてまた「やっぱり不幸だ」と思い悪循環にハマっていくのです。
自分では気付いてなくても知らず知らずのうちにネガティブな
思考回路が発達していませんか。
それはさらなる悲劇を招く火種でしかないのです。
④半端な願いは却下される
残念ながら神様はそれほど優しくはありません。
真剣に本気で願った事しか叶えてくれません。
こうなったらいいな~とか、
宝くじに当たらないかな~とか、
程度では、その願いは叶わないのです。
「宝くじを当てる!絶対当てる!いやむしろもう当たったのだ!」
くらいに思っているといつか当たるでしょう。
当るか当たらないかなは偶然かと思いきや、
じつは心底当たりたいと思っている人だけが当たっていたとしたら・・
⑤叶うまでにはタイムラグがある
何かを真剣に思ったとしても瞬時に叶うわけではありません。
それが現実化するまでには時間がかかるのです。
例えば、レストランで料理を注文したとしても、それが出てくるまでに
多少時間がかかるでしょう。
それと同じように神様とて願いをかなえるまでには最低限、
時間がかかるのです。
この時間をどう過ごすかがポイントです。
もしここで「なんだ、こんなに精一杯願ったのに叶わなかったじゃないか」
と言って止めてしまえばそれまでです。
神様への注文はストップし、現実には至らないのです。
時間がかかるということを理解し、その場でじっくりとまつことです。
それが何日か何年かは願い事によって様々ですが、
だいたい傾向からいうと「自分が思っているよりも3倍待ち」です。
「え?そんなに・・・」と思った方もいる事でしょう。
しかし考えてもみてください。
好きなアイドルとの握手会に2時間3時間待つのは当たり前です。
行列のできるラーメン店に入るのに4時間持つ人もいるのです。
それが嫌なら普通のラーメン店に行くしかありません。
小さな願いなら比較的すぐに叶うでしょう。
しかし大きな願い事になればなるほど、それが叶うまでには
それ相応の時間が掛かるのです。
⑥必ず襲ってくるドリームキラー
ある程度ポジティブに考えられるようになり「願えば叶う」と
思えるようになってくると、必ずその反動が来ます。
今まで「願っても叶わない。ただ現実が横たわっているだけ」
と思っていたわけですから、
いきなりそこから変わろうとすると潜在意識が反発するのです。
「やっぱりダメだ。それより無難な方法を取ろう」
とネガティブな感情が湧き上がってきます。
私はこの思考を全否定するつもりはありません。
この副交感神経と言いますか、ある程度ネガティブな感情があるからこそ、
人は慎重になり事故などを回避して安全に生活できるのです。
しかしそれが主体となり本来の主役であるポジティブで自由な思考が
阻害されるのであれば、それは本末転倒というものです。
自分が変わろうとする時、夢を叶えようとしている時、
必ず出てきて足止めをするこの思考を「ドリームキラー」と呼び
気を付けるようにしましょう。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
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