若くても「脳が萎縮する人」と 年を取っても「脳が若い人」、 一発でわかる 「見た目の違い」とは?


2025/2/4

若くても「脳が萎縮する人」と 年を取っても「脳が若い人」、 一発でわかる 「見た目の違い」とは?

 
 
 
 
 
 
 
 
 

若くても「脳が萎縮する人」と

年を取っても「脳が若い人」、

一発でわかる

「見た目の違い」とは?

 

脳の健康に悪影響を及ぼす


「社会的孤立」

 
 
北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授
 
 

これまでの多くのご高齢の方々を対象とした研究から、

人に会うと、その人の脳が見えるような気がします。

 

「見た目の印象」と「脳の健康度」は

一致しているように感じるのです。

 

 

脳の健康に悪影響を及ぼすものとして

「社会的孤立」が挙げられます。

 

これは物理的な孤立、

つまり独居を指すのではありません。

普段何か嫌なことや、

楽しいことがあったときに、

それを話せる相手がいるかどうか。

 
 
 
 
家族や友人、仕事仲間、
 
近所の方々などと会えるタイミングがあったり、
 
コミュニケーションをする時間や機会があれば、
 
社会的に孤立していません。
 
 
 
一方でたとえ家族と暮らしていても、
 
コミュニケーションがほぼない状態の人は
 
社会的孤立の状態に近いといえるでしょう。
 
 
 

いろいろな人とコミュニケーションをする、

 

科学的に言うと「社会的な交流」は、

全身の健康を維持する上でとても大切です。

 

 

私の専門である

「脳」においても、社会的交流が活発で、

身なりがきちんとしている人は

脳の若さが保たれている傾向にあります。

 

 

反対にヨレヨレの格好の人は、

実年齢より10歳以上年を取っているのではないかと

思うほど脳萎縮が見られることがあります。

 

 

もちろん、

身なりに頭を働かせるから脳が健全なのか、

その逆なのか、

両方の要因があるように思います。

 

 

しかし身なり(見た目)と、

脳の健康に相関があるのは事実。

 

同年代でも驚くほど脳画像に差が出るのです。

 

画像で実例をお見せしましょう。

 

 

脳萎縮の様子
 
資料提供・東北大学加齢医学研究所 瀧靖之教授 

 

 

さて具体的に「見た目の違い」とはどのようなものか。

 
 
 
 

「サイズ感と色合わせ」が


決め手になる

 
 

これは高級ブランドを身に着けている

ということではありません。

 

一言で表現するなら、

脳が若々しい方は「シュッ」としているのです。

 

 

特に男性の見た目では、

「サイズ感と色合わせ」が決め手になります。

 

自分の体形に合ったサイズを着ている人は

シュッとして見えますし、

サイズ感が合っていないとモッサリとした印象になります。

 

 

日々仕事でさまざまな方にお会いしますが、

どの業界でも一流として業務に取り組まれている方は

男女問わずシュッとしていて、

そこに秘めた自信がにじみ出ているように感じるのです。

 

 

色合わせは鮮やかである必要はありません。

 

ブルーと紺、茶のような地味な色でも、

シンプルですてきな組み合わせがありますよね。

 

色にまで配慮している方は若々しい印象で、

社会的交流も活発であり、

実際に健康状態も良い方が多い印象があります。

 

 

人に会いたくなる

 
 

といっても、自分は人と会話をするのが好きじゃないし、

別にそんなに社会的交流がなくても

いいよと思う方もいるでしょう。

 

 

ところが逆説的ですが、

ファッションでもメイクでも、

自分の見た目を整えると、

少しずつですが人に会いたくなる、

あるいは外に出たくなるように感じると思います。

 

 

これは「健康に良い行動変容」を

外側から起こすことにつながります。

 

 

私たちの生活の半分近くは「習慣」から

できているといわれています。

 

 

そしてその習慣を変える、

自分の心身にとって良い、

新しい行動を始めようと思っても、

脳科学的にそれは簡単なことではありません。

 

 

変化を避けて今のままでありたいという

「現状維持バイアス」がかかるからです。

 

 

例えば運動しようと思って筋トレを始めても、

3日や1週間で終わってしまうことが

よくありますよね。

 

でもそれは普通のこと。

 

 

かつて「ポケモンGO」(位置情報活用で、

現実世界そのものを舞台としてプレーするゲーム)が

はやったときには、

ゲームをする上で「歩く」ことが必要になり、

これまで運動しなかった人の運動量が

劇的に増えたといわれています。

 

 

このように新しい行動を起こすときには、

ダイレクトではないほうが取りかかりやすいでしょう。

 

 

 

まずは体形に合った服を


選んでみるのがお勧め

 

ですから、

まずはとにかく「自分の見た目」を整えてみる。

 

 

その第一歩として

「サイズ感が合った服を着ている人が

脳が若々しい傾向にある」と述べましたが、

体形に合った服を選んでみるのがお勧めです。

 

今はオーダーメイドのスーツも

お手頃価格で手に入りますから、

仕事で使う服から変えてみるのも一案です。

 

 

あまりファッションに興味がなくても、

雑誌やアパレルショップで働く方の

服装を見るなどして、

 

そこですてきだなと感じたスタイルを安く

模倣してみるのもいいですね。

 

それだけで印象はガラリと変わりますし、

自分にもっと自信を持てると思います。

 

 

 
脳の健康を維持する「好奇心」を高めることでもあります。
 
 
 
好奇心が強い人は脳の萎縮が
 
抑えられることが明らかになっているのです。
 
 
 

つまり、身なりを整えていると好奇心が高まり、

同時に人にも会いたくなって

社会的交流が活発になるという、

さまざまな方面から脳が健康になる好循環に入ります。

 

 

「会話」は最も簡単にできる


幸福感を高めるもの

 
 

そして「リアルな会話」というのは、

実は幸福感をも高めるのです。

 

幸福感を高める方法はいろいろありますが、

最も簡単にできるものが「会話」です。

 

 

会話の本質は「情報交換」ではなく、

「気持ち(感情)のやりとり」といわれています。

 

対面で人と話すことは言語以外の情報を多く得ますよね。

 

声の抑揚、身ぶり手ぶり、

表情などで私たちはお互いの

気持ちを伝え合っているのです。

 

そして「自分の気持ちを相手に

理解してもらえたとき」あるいは

「相手の気持ちを理解したとき」に、

人として幸せを感じます。

 

 

ですから社会的交流が多い人は、

主観的幸福感(主観的な幸福感)が高い、

少なくとも低くはないといえます。

 

主観的幸福感は、

認知症や動脈硬化のリスクを

下げることがわかっていますから、

医学的にも健康を保つ重要な要素です。

 

 

ビジネスパーソンの方は休み明けに

「また会社に行く日々が始まるのか」と

憂鬱(ゆううつ)になっている人もいるかもしれません。

 

 

ですが職場や仕事上でのつながりは、

いろいろな方とコミュニケーションができ、

主観的幸福感を高められる場でもあるんですよ。

 

 

ぜひ明日から出勤時の身なりを整え、

人と会う時間を楽しみましょう。

 

  

<参考:東北大学加齢医学研究所 瀧靖之教授>

 

 



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