腸活は極上睡眠にも効果あり! 「脳と体を若返らせる睡眠」 につながる食生活のヒント9


2024/10/26

腸活は極上睡眠にも効果あり! 「脳と体を若返らせる睡眠」 につながる食生活のヒント9

 
 
 
 
 
 
 

腸活は極上睡眠にも効果あり!

「脳と体を若返らせる睡眠」

につながる食生活のヒント9

 

 

毎日、熟睡できていますか?

 睡眠が大事とわかってはいても、

年齢が上がるとともになかなか

寝付けなかったり、

途中覚醒してしまうことも...。

 

熟睡の習慣のカギを握るのは、

「オレキシン」「レプチン」「グレリン」

といった神経伝達物質です。

 

いずれも摂食行動もコントロールする

ホルモンなので、

睡眠と食事には大きなかかわりがあります。

 

まずは食習慣を改善し、

睡眠力を高めましょう。

 

 

 
すぐに試したい食事のポイント9
 
 
 

空腹のまま就寝しない

 

 

 

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空腹時は、空腹ホルモン「グレリン」が

オレキシンを活性化させて「覚醒せよ」

の指令が出るため、

 

なかなか眠れなくなります。

 

「就寝前に空腹を感じたら、

適度に食べることは悪いことではありません。

 

寝る1時間ほど前に血糖値を緩やかに

上げるものを少しだけ食べたほうが

寝つきはよくなります」と、

 

チーズやヨーグルト、ナッツ、

キウイフルーツ、いちごなどがおすすめです。

 

 

動物性・植物性のたんぱく質をしっかり摂る

 

 

 

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オレキシンを抑制し、

睡眠の改善につながるレプチンを増やすには、

たんぱく質をしっかり摂ることが大切。

 

「ポイントは、動物性、植物性のたんぱく質を

バランスよく摂取すること」と、

奥村先生は話しています。

 

肉ばかりでなく、魚、卵、チーズ、

豆類などをまんべんなく食べましょう。

 

レプチンは食欲を抑制するため、

質の良い睡眠だけでなく、

ダイエットにもつながります。

 

 

 

「地中海ダイエット」を意識する

 

 

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「地中海ダイエット」はギリシャのクレタ島の

伝統的な食事法。

 

アルツハイマー型認知症のリスクを

軽減する食事法としても有力視されています。

 

「穀類や豆類、野菜、魚をよく摂り、

カロリーや動物性脂肪の摂取量は控えめ。

 

伝統的な和食とほぼ同じバランスです」。

 

日本人は、

不足しがちな乳製品を少し多めに

摂るとよいそうです。

 

 

 

自律神経は、

生命活動を維持するために自分の意思とは

無関係に絶えず働いています。

 

「心身の活動性を高める『交感神経』と、

休養のための『副交感神経』の

2つが働いていますが、

 

女性は40代からそのバランスが崩れ始め、

睡眠にも影響を与えます」。

 

自律神経は腸と関係して働くため、

整えるには腸活が有効。

 

納豆やキムチ、ヨーグルトなどの

発酵食品、

きのこなどの食物繊維を摂りましょう。

 
 
 
 
食べ物でメラトニンを増やす
 
 
 
 

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「メラトニン」とは、

自然な眠りを促す作用を持つホルモンのこと。

 

「分泌を促すには、

アミノ酸の一種『トリプトファン』を含む

食べ物を摂取しましょう。

 

乳製品、肉類、大豆製品、すじこ、

バナナ、アボカドなどに多く含まれています」。

 

ビタミンB6を含む食品

(玄米、レバー、まぐろ赤身、かつお、鶏ささみ、

鶏むね肉、鮭など)と一緒に摂ると、

トリプトファンの合成が促進されます。

 

 

 

マグネシウムを摂って

セロトニンを作る

 

 

 

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「セロトニン」は

〝幸せホルモン"とも呼ばれる脳の

神経伝達物質です。

 

「精神を安定させる働きを持つ他、

オレキシンと相互作用し、

朝に近づくと分泌されて交感神経を刺激し、

すっきりした目覚めを促します。

 

熟睡に不可欠な夜のメラトニンの

分泌にも関係しています」。

 

セロトニンはマグネシウムを含む

食品を摂ると生成されやすく、

ナッツ類や緑黄色野菜、豆類、海藻、

ごまなどがおすすめです。

 

 

 

 

GABA」で睡眠の質を高める

 

 

 

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「『GABA』は、

心身をリラックスさせる副交感神経を高める

脳の神経伝達物質です。

 

GABAが増えるとオレキシンの

活性が抑制され、

質のよい睡眠へと導く作用が期待できます」。

 

GABAは野菜(トマト、ケール、パプリカなど)、

果物(メロン、ぶどう、バナナなど)、

乳酸菌発酵食品(漬物、ヨーグルトなど)、

米、雑穀、カカオなどから摂取できます。

 

積極的に取り入れましょう。

 

 

 「テアニン」を含む緑茶を飲む

 

 

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緑茶のうま味成分に含まれる

アミノ酸の一種「テアニン」にも、

実は睡眠の質を高める作用が。

 

「血液中を通って脳に運ばれると、

GABAや『グリシン』

(下記「深部体温」の欄参照)の増加を促し、

覚醒系の神経伝達物質の働きを抑え、

副交感神経を優位にします。

 

緑茶にはカフェインも含まれますが、

テアニンはその興奮抑制作用もあるため、

睡眠の質の向上に有効だと考えられています」

 

 

深部体温を下げる食べ物を摂る

 

 

 

 

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人は眠りにつくとき、

深部体温を下げると深い眠りに入り、

脳と体をしっかり休息させられる

仕組みが備わっています。

 

「ぐっすり眠るためには、

体の深部体温をスムーズに

低下させることが大切です」。

 

深部体温を下げるのが、

アミノ酸の一種「グリシン」を含む食品。

 

イカやエビ、カニなどに含まれています。

 

また、

きゅうりやトマト、ゴーヤなどの夏野菜にも


体を冷やす作用があります。

 

 

不眠は肥満を招きます

 

 

睡眠不足の人は体重が増加するという

研究データがあります。

 

不眠になると〝空腹ホルモン〞

のグレリンが増え、

〝満腹ホルモン〞

のレプチンが抑制されます。

 

つまり食欲が増し、

肥満の引き金に。

 

また、

グレリンの増加とレプチンの減少は

どちらもオレキシンを活性化させるため、

覚醒度が増し、

さらなる不眠の悪循環を引き起こします。

 

 

<参考:> 
 



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