指で毛束を挟んで、ドライヤーを上から当てる。
根元から毛先に向かってくせづけるように乾かしていく。
毛先は指でくるっと内巻きにしながらテンションをかけ、
3秒間ドライヤーを。これで毛先までまとまる。
夜のブラッシングは、
汚れを落とすために行います。
髪に付着したほこりなどの汚れはもちろん、
頭皮を刺激して不要な角質や皮脂汚れを
浮かすのが目的。
「力はいれすぎず、優しく、
細かく行うのが基本です。
まずは毛先からとかして、
付着したほこりや絡みをほぐします。
さらにブラシを使って地肌に軽くあてて
とかしあげましょう。
ポイントは、"下から上へとかす"こと。
毛流れに逆らって、
はえぎわから頭頂部に向かって
とかし上げるといい刺激に。
ちょうどポニーテールを作るようなイメージで、
2〜3回行うと毛穴周りやその奥に詰まった
皮脂や角質を浮かせたりかき出すことができ、
頭皮もすっきりしますよ」
「これまでのカラーリングやパーマに加えて、
紫外線や乾燥など日々のダメージが
蓄積することで30代になってから髪がパサついたり、
うねりやすくなったと悩む方が多いですね」
「豊かな艶髪には、
女性ホルモンと男性ホルモンがバランスよく
分泌していることが大切。
けれど公私で忙しくなる30代は、
食生活やライフス タイルの変化によって、
ホルモンバランスがアンバランスになりがちです。
当然、髪もパサつきやすくなります」
「年齢を重ねて髪が薄くなったり、
うねりが出たり、パサつきなどの乾燥に気づく。
しかし髪は死んだ細胞なので、
髪そのものを改善したいと思ったら、
アプローチすべきはその髪が生えてくる
ベースである頭皮なのです。
気づいたときにはすでに進行しているので、
ケアはもっと前からやっていただきたいのです」
「肌と違い、髪についてはある日突然
エイジングに気付く方が多いですよね。
ですが、女性ホルモンと密接に関係する髪は、
肌と同じように女性ホルモンの分泌量が
ピークを過ぎる30代あたりから、
血液の循環や皮脂分泌が低下し、
少しずつエイジングが進んでいるのです。
本当に髪の一本一本が細くなっているのです。
髪が薄くなったり、うねりが出たり、
パサつきや乾燥などのトラブルに気づいたときに
はすでに髪のエイジングが進行している状態です」
髪が痩せてきたように感じるのは錯覚ではなく、
本当に髪の一本一本が細くなっているのです。
髪が薄くなったり、うねりが出たり、
パサつきや乾燥などのトラブルに気づいたときには
すでに髪のエイジングが進行している状態です」
「最近のカラー剤はトリートメント効果があるものが多く、
カラーリングをするから髪が傷むとは一概にはいえません。
それよりも何もケアをしていない状態が
長く続くほうが問題です。
ホームケアを怠らないなど髪に対して
十分に手をかけるようにしてあげてください」
「枝毛は残念ながら修復は不可能。
ヘアクリームなどの保湿剤をつけてしっとりさせれば、
見た目のカモフラージュは可能です」