『人類なら知っておきたい 地球の雑学』


2024/9/27

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

 
 
 
 
 
 
 

 
 
『人類なら知っておきたい
 
地球の雑学』

 


地球上で起きていること、どれだけ知っている?



この地球で当たり前に感じていることでも、

うまく説明できないことがありますよね。

 

例えば、

「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」

「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

 



そんな地球に生きる私たちが知っておくべき

「理系雑学」をご紹介します。

 

太陽系を含む地球の歴史をはじめ、

地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、

地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!

 

あらためて考えると、

私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、

じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません。

 

 

 

わずか5時間⁉

地球の一日の長さは

変化していた!

 
 


1日の長さは24時間と決まっているが、

その常識が通用しなかった時代がある。

 

それは今から46億年前。

 

地球が誕生したばかりの頃、

1日の長さはわずか5時間しかなかった。

 



そもそも1日の長さというのは、

地球が1回転する長さのことである。

 

つまり、地球が自転する速度が変われば、

1日の長さも変化するわけだ。

 

46億年前の地球は今よりも自転する速度が速く、

 

5時間でひとまわりしていたが、

 

それから少しずつ減速し、

現在のように24時間で

1回転するように変化していった。

 

 


地球の自転を減速させたもっとも大きな要因は、

潮の満ち引きによって発生した摩擦である。

 

月からの万有引力によって、

海水がもっとも引き寄せられたときに生じるのが「満潮」、

 

 

その反対の状況で生じるのが「干潮」という現象だが、

 

このとき地球上で移動する海水は、

 

海底とのあいだに摩擦を起こしている。

 

この抵抗力が自転を妨げる

ブレーキとしてはたらくことで、

徐々に減速していったのだと考えられている。

 



そのほかにも、

大地と大気の摩擦、地下のマグマと地殻の摩擦、

地球内部にあるマントルと核との摩擦など、

 

地球の自転はいろいろな要因によって

ブレーキをかけられている。

 



ちなみに、こうした摩擦の力により、

地球が自転する速度は現在でも遅くなっている。

 



ただし、

減速するスピードは、

20年間でたった1万分の1秒ほど。

 

そのため私たちが生きているあいだに

「1日が長くなった」としみじみ

実感することはないのである。

 

 

<参考:>

 



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