【火星の穴】
意味ありげなくぼみは
地球外生命体が暮らす
地底への入り口?
いつのころからか耳にするようになった
「気になる言葉」を、
漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さん
火星に謎の穴が存在する……。
そんな宇宙の神秘を感じさせるニュースが
盛り上がっています。
NASAが2005年に打ち上げた火星探査機
「マーズ・リコネッサンス・オービター」の
高解像度カメラが22年に撮影した
「火星の穴」の写真が再び注目を集めているようです。
穴は複数存在し、
多くは火星のタルシス地域の火山の
側面で見られます。
一つは古い火山「アルシア山」の側面に空いた穴で、
直径は数メートル。
意味ありげに存在している真っ黒な穴で、
写真を見ていると吸い込まれそうになってきます。
この穴がどのくらい深いのかは、
まだ解明されておらず、
単なる浅いくぼみなのか、
それとも地中の洞窟に通じているのかも
わかっていません。
数十億年前にあった
地下水脈に通じる穴ではないか、
という説もあります。
もし、穴が洞窟へと続いていた場合、
将来、火星の有人探査ミッションが始まったら、
宇宙飛行士が降り立ったときの
避難所として活用できる可能性もあるそうです。
安全な場所があるとわかれば、
火星移住計画の応募者も少し増えるかもしれません。
いっぽうで、
火星の穴に地球外生命体の
証拠が見つかるかもしれない、
という点も関心を集めています。
これまで、
火星の地下には湖が存在している説があったり、
生物由来かもしれないメタンの
噴出も観測されていたりします。
火星の地表が過酷な環境で住めないため、
火星人は地底で暮らしているのでしょうか。
地球人が穴からずかずか入っていって、
温かく迎えてくれるのかは未知数です。
今のところ火星探査機のカメラで撮影した画像しかなく、
穴についての詳しい情報は、
将来あるかもしれない調査を待つしかないようです。
といっても、
探査機を穴に接近させることはできても、
中には入れません。
NASAが火星で運用していた
「インジェニュイティ・ヘリコプター」のような
小型のロボットヘリコプターを
ホバリングさせて降下させ、
内部を調べる、という方法も。
まだミッションは具体化していないようですが、
いずれ謎の穴に果敢に挑戦する機会が訪れそうです。
もし、
探査に向かったロボットが急に損傷を受けて作動しなくなったら……。
それは「プライベートはそっとしておいてほしい」
という火星人のメッセージかもしれません。
火星人の記憶
深遠な瞳のロシア人男子ボリスカくんは約20年前、
「火星人の記憶を持つ少年」として
オカルト 界隈かいわい で話題になりました。
火星人は、
老化を早める酸素呼吸から二酸化炭素呼吸に
モードを変え若さを保っていたとか。
核戦争で地表は荒廃し地下生活をしているそう。
やはりあの穴から出入りしているのでしょうか……。
その後消息が途絶えましたが、
インスタグラムには20代に成長した姿が。
地球人として酸素を吸っているためか
加齢感がありましたが、
笑顔の写真からは、
地球で年を重ねるのも悪くないという
思いが感じられました。
<参考:>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
Rupan by サロンディレクターNao