「韓国の女性にスリムな人が多いのは、
キムチをよく食べているから」
などと言われていますが、
どうやらキムチには本当に体重を減らす
効果があるようです。
韓国で行われた大規模調査の
結果をご紹介しましょう。
調査を行ったのは、
韓国の中央大学校の研究チーム。
40歳以上の韓国人11万5000人以上を対象に、
キムチを食べる頻度と量を調査し、
身長、体重、BMI、腹囲の測定を行いました。
その結果、1日3食キムチを食べている人は、
1日1食未満の人に比べて、
体重の重い人の割合が11%
低いことがわかったのです。
男女別に見ると、
男性なら1日3食キムチを食べている人は、
1日1食未満の人に比べて、
体重の重い人の割合が10%少なく、
腹部の脂肪レベルも10%低いのです。
女性についても同じように、
1日3食のキムチで、体重の重い人の割合が減り、
腹部の脂肪量も減っていることがわかりました。
つまり、キムチを1日3食食べると、
体重の増加にも、
中年に多いぽっこりお腹にも
効果があるということです。
ただし、
今回の調査でもうひとつ明らかになったのが、
キムチの食べすぎは良くないということ。
1日5食以上キムチを食べている人は、
1食未満の人に比べて、
体重が重く、
腹部のサイズも大きかったことがわかりました。
この研究を行った研究チームは、
キムチと体重やウエストとの
相関関係はわかったものの、
何が原因なのかは確立できないと話しています。
キムチは塩分も多いため、
適切な量を守って食べることが
大切と忠告しています。