美しく生きるということ #17


2022/1/13

美しく生きるということ #17

 
 
美しく生きるということ
 
 
 
人生に正解はあるのでしょうか
どんな生き方が正しくて、
どんな生き方が間違っているのか?
それは神のみぞ知るではないでしょうか。
 
それにしてもやはり
 
「美しくいきたい」と思うのです。
 
 
 
 
二人の少年
 
 
先日、
テレビを見ていたらネットで画像を
売る少年が報道されていました。
 
なんでもその画像、
10万~150万もの高額で売れているとか。
 
8歳の子供が描いた落書きのような絵ですが、
海外の有名デザイナーが称賛したことで
プレミアが付き、このような事態に。
 
正直、
私はあまり良い印象は持てませんでしたが
「嫉妬かな・・・」と思い忘れるようにしていました。
 
そしてその1ヶ月後、
今度は包丁を研ぐ少年が報道されていました。
 
母親に頼まれて包丁を研いだところ喜ばれ、
そうならもっと多くの人達にその喜びをと
ネットで呼びかけたところ、
全国から包丁研ぎの依頼が殺到したそうです。
 
そこで驚くべきことはすべて無料でやっている
ということ。
 
本人ゆわく
「自分は修行の一環でやっているからお金はいらない」
ということ。
 
私はこの二人の少年の違いは何なのかな?
と考えてしまいました。
 
皆さんはどう思われるでしょうか。
 
 
 
 
便乗する心理
 
 
 
私は先の画像を売る少年は何か株で
儲けている気がしてならないなです。
 
ピカソの絵などもそうですが、
その絵自体の価値ではなく、
名前のプレミアすなわち人の概念が
一人歩きし高額化させているとしか
思えないのです。
 
もちろん株取引も高額取引も合法ですから
法で裁かれることはありませんが、
 
そういう問題ではなく、
人の倫理観として何か違うのではないか?
と思ってしまうのです。
 
裸の大様という童話がありますが、
まさにその状態で皆が素晴らしいと言えば、
 
その本質を見ることを忘れ、
その波に乗ってしまう。
 
大した価値のないものでも素晴らしいものに
見えてくるというのは集団心理として
時に危険なこともあります。
 
無論、
ピカソの絵に価値がないと言っているわけでは
ありません。
 
私もピカソの絵に衝撃を受けた
一人でもありますし、
 
少年の絵とて可愛らしくユニークな
ものでもあります。
 
問題なのはそれに便乗し本当の
価値観を見失っていく大衆心理に
あると思うのです。
 
それは受け取る側の責任として
考えていかなくてはいけないこと
なのでしょう。
 
 
 
不労所得
 
 
最近よく耳にするようになったのが
不労所得という言葉。
 
投資や不動産などで、
実質的に働かずに収入を得る
という意味ですが、
 
これを若者たちたちが口にしている
のを聞くと「日本の将来は大丈夫かな?」
と思ってしまいます。
 
不労所得で収入を得ている人には
水を差すようで悪いのですが、
 
不労所得はあくまで働いている人が
いるから成り立つ所得です。
 
はっきり言うと労働者の上に乗っかっているのです。
 
不動産にしてもビルやマンションを
建てる人がいなくては成立しませんし、
 
株にしても会社で毎日働く人がいなくては
成立しません。
    
もし日本人全員が不労所得を求めたなら、
確実に日本は破綻します。
 
おそらく不労所得を求めている人は
「自分さえ儲かればそれでいい」という考えで、
 
日本全体のことを考える余裕はないのでしょう。
 
 
 
権限は病人や高齢者に
 
 
しかしながら、
不労所得者すべてを否定している
わけではありません。
 
同じ不労所得にも種類があり、
本当に努力して勉強して収入を
得ている人もいますし、
 
中には人の役に立っている人も
いることでしょう。
 
それに不労所得であろうとなんであろうと、
お金がないことには生活できません。
 
株で月30万儲けて好きな和菓子を
食べているお婆さんを見て微笑ましい
わけです。
 
そこで理想論かもしれませんが、
不労所得の権限は病人や体が
動きにくくなった高齢者の方に譲り、
 
元気な若者は基本的に働くという
スタンスが良いと思います。
 
将来、
夢のある若者たちが不労所得の
生活に憧れ人生を絞り込んでいく
姿には何か虚しさを感じずには
いられないのです。
 
 
 
原点に戻って
 
 
 
やはり生まれてきたからには何かを
成し遂げたいものです。
 
別にそれは大それたことではなくても
いいのです。
 
あくまで自分の中で「これはやった」
と思えればいいと思います。
 
私もまだまだ達成していませんが、
それこそ包丁を研ぐ少年のように
ピュアな心で何かに熱中してみたい。
 
誰しもが子供の時には多くの夢を
持っていたはずです。
 
きれい事になってしまいますが、
やはり原点に戻って、
 
「自分は何を成すべきか?」を
もう一度考えてみたいと思いました。
 
 
 
 
  

<参考:BEAUTY&ECOONE>

 

 
 
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 

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Rupan by サロンディレクターNao 

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