12月の事でありますが、
12月に入ってから宇宙のエネルギーが
本気度を増し、
地球めがけてフルコミットしているせいか
体調が狂い、
私の場合は筋肉痛のような痛みが
全身全体におこってります。
心臓がチクチクと傷み、
眩曺、や頭痛に悩まされている人もいると聞く。
こう書くとまるで原稿を落としそうになったことの
言い訳に聞こえるかもしれないが、
ともあれ、
すべては起こるべくして起こっている。
新時代への再調整であるから、
もしそのような症状がある読者がいたら
安心してほしい。
そして、
少しでもいいからゆっくりした時間を取り、
澄んだ水でお茶などを入れて過ごしてほしい。
幸い、正月にもなれば多くの人は時間を止める。
そして今回紹介するのは、
そんなリラックスタイムにうってつけの
「接待水」。
旧中山道の中でも碓氷峠と並び難所と言われた、
和田峠を越える旅人や馬を接待した、
別名「接待茶屋」の周辺に湧く清水です。
赤い屋根がひと際目立つ、
大きく立派な平屋が今でも残っており、
中を覗いてみると今はもう使われていない
かまどが残っている。
横にある史跡説明の看板によると
「永代馬施工所(江戸の豪商かせや与平門が
中山道の旅人の難儀を救おうと幕府に千両箱を
寄付し、その利子で1828年(文政11)に、
ここと碓氷峠に施工所を設置した。
11月から3月まで峠を越える旅人にお粥と焚火、
牛馬には年中おけ一杯の煮麦を施し、
明治3年まで続けられた。
現在の施工所は1852年(喜永5)に
再建されたもの」とある。
私財を投げ打ち、
旅人をもてなした豪商、
その功労から「接待」という地名が今でも
残っているのです。
建物の前には緩やかにカーブした広い道があり。
その端に、
きちんと管理された水場があり、
勢いよく水が流れ出している。
霧ヶ峰地域特有の甘みを含みながらも
キリリとした冷たい水です。
ウッカリすると見過ごしてしまいそうな場所に
あるにもかかわらず、
やはり地元の人たちのお気に入りらしく、
以前紹介した近くにある和田峠脇の
黒曜の水と共に親しまれてます。
この日も後から後から、
大きなペットボトルや
タンクを積んだ車、
仕事中に立ち寄ったのであろう、
某運送会社の軽トラックに乗った人が
慣れた手つきで水を汲み、
終わるとまたすぐに仕事へ戻っていった。
ちなみに取材当日は晩秋で、
紅葉が目の前に広がり、
本当に清々しい気持であった。
しかし反してこの周辺は冬季閉鎖になるほど
雪深く、
11月下旬から既に八島高原駐車場~
諏訪郡下諏訪町和田峠(小県郡境)~
小県郡長和町(諏訪郡境)~
小県郡長和町和田峠(国道142号交差点)は
車の通行ができない。
それほどまでに人里離れた場所であるが、
逆に言えば冬の時期、
雪に埋もれて春を待つ間、
その水はさらに透明度を増やし、
山の木々が芽吹く時期に再び私たちの
喉を潤してくれるに違いない。
2021年は激動の時代であると言う
人もいる。
しかし、何が起ころうと四季は移り変わっていく。
世界中でどんなことが起ころうとしても、
自然に目を向け、
人を、
生き物を慈しみ、
そして自分を愛し、
感謝の気持ちで日々を軽やかに過ごす
ことの大切さを教えてくれる、
接待の水。
あの清々しいのど越しを思い出しながら、
春を心待ちにしています。
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、