全国の河川水質Aランクが4%ダウン 今、海や川で問題になっているのが水質汚染です。 このままだと家庭から出る洗剤や工場からの化学物質 などで海や川の生態系が崩れ、 魚たちが生きていけなくなってしまいます。 「そんなこと言ったって下水処理場があるじゃないか」 と思われるかもしれませんが、実は日本にもまだ 下水処理場が整っていない地域もたくさんあるのです。 確かに水俣病やイタイイタイ病の頃に比べると かなり日本の河川の水質は改善されてきましたが、 まだまだ化学汚染に汚染された河川は多くあるのです。 ちなみに琵琶湖の水質は以前よりかは改善してきていますが、 昔のようなきれいな琵琶湖と比べると程遠い状況になっています。 国土交通省が調査した全国の代表的な河川295地点の 水質データーがあります。 ランクA、 川の状態 泳ぎたいと思うきれいな川。 顔を川の水につけやすい。 川の中や水際にゴミは見あたらない。 透明度 100以上 計測ヶ所 58 地点 割合 20% ランクB 川の状態 川の中に入って遊びやすい。 川の中や水際にゴミは目につくが我慢できる。 不快でない。 透明度 70以上 計測ヶ所 143地点 割合 48% ランクC 川の状態 川の中には入れないが、川に近づくことができる。 川の中や水際にゴミがあって、水に鼻を近づけると 不快な匂いを感じる。 透明度 30以上 計測ヶ所 72地点 割合 24% ランクD 川の状態 川に近づきにくい。 川の中や水際にゴミがあって、水に鼻を近づけると、 とても不愉快な匂いを感じる。 透明度 30未満 計測ヶ所 22地点 割合 7% CランクとDランクをあわせても31%の河川が汚いだけだから 安心でしょうか。 それは違います、 半分が汚染されたら終わりです。 そうなるまであと19%しかないのです。 当然、山頂部や上流はきれいです。 そのデーターも含まれているため「日本の河川はきれいだ」 と解釈するのは大きな間違いです。 また、わずか3年でAランクが4%ダウンしDランクが3%アップ しているのです。 こういった状況を踏まえると環境浄化、水質改善は これからも必須条件になります。 1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、
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